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使命感の抱き方


僕は、「徳島を希望に満ちた街へ」という想いを掲げ、日々活動しています。

「なんで、徳島にそんな思い入れがあるんですか?」とよく聞かれます。
最初はなんとなくその場で想い浮かんだことを言っていましたが、あまりにも聞かれることが多いので自分なりに深く考えてみました。

その結果、やりたいことの見つけ方ややりがいのある仕事の見つけ方、さらには責任感や使命感の抱き方まで僕の持論ではありますが、言語化できるようになりました。今回はそのお話をします。


仕事という(仕事以外でも当てはまりますが)価値を与える立場の人の心理状況に関連があると考えています。結論からいうと、大きくはこの3ステップに分けることができます。

①自分のため
②誰かのためor組織のため
③社会のため


僕自身の具体例を挙げて書いていくと、
徳島の活性に興味をもったのも最初は自分のためです。

元々は教員か医療従事者になるために大学に通っていましたが、そこでその仕事をすることに迷いが出てきて他に何かやりたいことはないかと考えるようになりました。その時にたまたま参加したイベントで、起業や経営について学んで興味を持ちました。そして、自分のやりたいことを考えていくうちに徳島を活性させたいと思うようになりました。

この時は本当に自分がどういった進路に進むのかややりたいやりたくないしか考えていませんでした。



しかし、その後経営について学んでいく中で、何の課題を解決するのかや誰のためのサービスなのかなど、ターゲットのことを考えないといけないことを知りました。

その時に僕が想い浮かべたのが、地元の徳島にいた同世代の人たちです。僕は大阪へ行き、自分のこれまで出会ったことのない方々と出会い価値観が大きく広がりました。当たり前が幾度も変わっていきましたが、地元の同年代の人たちはそれに気付くこともない。その時に僕は、自分が大阪で得たものを徳島の人たちに伝えたい還元したいと思うようになりました。そして、実際に徳島でイベントを開催したりして、価値を感じてくれる人がいてもっとこういった活動を広げていきたいと思う経験となりました。これが②の誰かのためにの原体験です。

余談ですが、組織のためというのはスポーツなら分かりやすいですが、このチームで全国大会へ行きたいと思うことなどです。本当はみんなレギュラーで試合に出たいけれどチームの勝利を優先して、いろんな役割を全うすることは組織のための考え方と行動だと思います。


最後は、社会のためです。先程書いたように最初は自分に近しい誰かのためにやっていたことが、なぜそうなのかなど突き詰めていくと、社会課題などに繋がるケースが多いのかと思います。

僕は徳島の同年代の人に関西で得たことを伝えたいと思うようになり実際にイベントをしたりして伝える機会を作りました。ただ、それだけでは限界がありました。そもそもなぜ徳島と関西で格差があるのか?

こういったことを考えていくうちに、少しずつ規模が広がっていきました。

少し具体例が多くなりすぎ長くなりました。笑

それで今自分はその社会のために今何をやっているのかはまた後日書きます。

2021/4/4(sun) Daigo Harada

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