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セーラームーンミュージアム Vol2(原作第三部、第四部)

六本木ミュージアムでセーラームーンミュージアム(セーラームーン展)をやる、とニュースで知った時
私は食いつくようにじっくり詳細を見た。

 
どうやら7月1日から12月30日まで行い
原作に合わせて三期に分け
展示物やグッズ、コラボカフェのメニューを変えるらしい。

 
行きたい!と思った。
でもまた無理だろうな…、とも。

 
コロナ禍になる前は毎月東京に行っていたが
コロナ禍になってからは他県に行っていなかった。

 
だが
少しずつ感染者は減り
横ばいになり
ワクチン4回目を打った。
周りの方はちょこちょこ出掛けてもいる。

 
そんな中
国のトップが全数把握をしなくてもいい、と言ったことで
私は県外行きを解禁しようと思った。

 
先月
コロナ禍になって初めて埼玉県に行った。
なので今月は更に距離を伸ばし
東京に行くことに決めた。

 
ズバリ
セーラームーンミュージアムだ。

 
コロナ禍でなければ三期全て行って見たかったが
もしも1回しか行けないなら
二期に行きたかった。
私が一番好きなキャラクターのセーラーウラヌスが二期に当たるからだ。
外部太陽系は特別なのだ。

 
私にとってセーラームーンは一番好きなアニメだった。

セーラームーンに大きな影響を受け、セーラームーンを見て育ったといっても過言ではない。

 
前世がお姫様で戦うとか、惑星をモチーフにしているとか、変身するとか
友情や恋だとか
女の子が憧れる世界がセーラームーンには詰まっていた。

 
当時、セーラームーンは絶大な人気だったし
アニメがリメイクされたり、近年そのリメイク版の映画がやったり、新作の公開を控えていたりと
人気は未だに衰えない。

 
コロナ禍の中
たくさんのライブやイベント、美術展を諦めてきた。

だけど、セーラームーンミュージアムは行く。
なんとしても行く。行きたいのだ。

 
どうせ行くなら空いている方がいい。

10月の三連休の次の日なら空いているだろう。
二期の後半なら空いているだろう。

 
そう思い
10月11日に予約チケットをとったら
その後9日が仕事になった。
三連休中二日も仕事に切り替わり
なかなかにハードになってしまった。
でも

“これを頑張れば、セーラームーンミュージアムに行ける。
これを頑張れば、セーラームーンミュージアムに行ける。”

その一心で
仕事を頑張ることができた。

 
 
当日。
私は仕事に行く日よりも早起きした。
朝から見事な秋晴れだ。

最近は連日曇りか雨だった為
自分が休みの日に秋晴れというのはより嬉しい。

 
久々に東京行きの電車に乗り
上野駅に着いた。
大好きな上野駅はコロナ前と大きく変わらず
それが私を嬉しくさせた。

 
上野駅は混んでいたし
日比谷線も混んでいたが
その人混みさえ
東京らしさを感じ
私は嬉しくなった。

 
六本木駅に着いた。

私はスマホに頼ったら遠回りしてしまい
予定より遅れて六本木ミュージアムに着いた。
着いてビックリした。
数年前に来た、元スヌーピーミュージアムの場所じゃないか。
知っていたらもっと早く着いただろう。悔しい。

 
六本木ミュージアムには大きなセーラームーンミュージアムの看板が掲げられていて
私は一気にテンションが上がった。
周りにいた人達も同じようで
みんなスマホでパシャパシャしていた。


 
入り口から入り、待機列に並ぶと一番最初に、今回のセラムン展のため武内直子先生が書き下ろした大きな絵が出迎えてくれる。



 
なんという迫力!

息を飲む。ネットで既に絵は知っていたが、生で見ると迫力が全く違う。

 
その先を少し進むと
右側に当日券購入&予約チケット引き換え場所がある。
そして左側に

 
時空の扉が。

 
時空の扉が!あるのである。
これはセーラームーンを知っている人からしたら涙ものだ。
時空の扉は未来に繋がる扉だ。

ここからセラムン展が始まるなんて
なんてロマンティックだろうか。

 
係員の方が時空の扉を開け
中に進む。

すると、中には透明なケースに入った戦士の武器や変身アイテムが点在しておかれていた。

うぉぉぉぉお!
サターンの鎌!

私は足早に鎌に近づき、そのまま各展示を見ていったり、撮影していく。

 
その部屋の真正面は映像が映るようになっていて
そこではセーラームーンの音楽(ムーンライト伝説のメロディ)に合わせて
全セーラー戦士の変身シーンが流れる(ここは撮影不可)。

 
その後
今回のために描き下ろされた五戦士の絵が
一人一人映し出される(こちらは撮影可)。

あぁ、美しい。

縦で撮ると
下部に武器のケースが映り込み
横で撮るとブレやすかった。
ここは何回か撮っておいた方が無難だろう。

 
戦士が映し出されて夢見心地の中
係員の方がその先の部屋の扉を開ける。

そこには、年代別、シリーズ別の漫画・アニメのセーラームーンがいた。
設定画もある。

その近くには小さなモニターがあり
OPやEDの映像が流れている(こちらは撮影不可)。

 
私は全体を見つつ
ウラヌスとネプチューンを見つけてはウハウハした。

そして
持参した変身ブローチを掲げて撮影もした。
撮影用に私は持参したのだ。

 
一番最初に扉を開けて中に入ったはずが気づいたら私は一番後ろになっていた。

 
次の部屋はセーラームーンにちなんだドレス複数と、歴代のおもちゃやぬいぐるみ、遊具が置いてあった。


ネットでドレスは見たことがあったが
ネオ・クイーンセレニティとキング・エンディミィオンの衣装を見た時は
「うへぁ!」と思わず変な声が出てしまった。

 
声出し禁止ではない場所でよかった。一人、悶えてしまう。
まぁ周りの方もテンションは高そうだったので大丈夫だろう。

 
歴代のおもちゃやぬいぐるみも懐かしかった。
持っているものもあったし
ここに飾られていないが持っていたものもたくさんあった。

 
その先にはセーラームーンミュージカルの衣装が飾られていた。
ミュージカルは見たことがないが
衣装を見るだけでテンションが上がる。私も着たい。

 
隣の部屋に向かう途中の廊下の片面には
歴代のなかよしのセーラームーン表紙や扉絵が縮小されてバーッと飾られていた。エモい。
私は「カサブランカ・メモリー」が特に好きだ。

 
この先は再び、撮影禁止になる。

ここには、選び抜かれたカラー原稿が飾られていた。

 
天井にはキラキラとしたスワロフスキーのような紐状ものがたくさんぶらさがり
らせん状にアシンメトリーに飾られていた。

 
見覚えのあるカラー表紙だが
生はなんて美しいことだ。

 
あぁこれもキレイ。
あぁこれも好きだった、ずっと。

そう思いながら噛みしめる。
私の青春がここにある気がした。

 
その部屋の先の部屋は再び撮影可で
書き下ろしの全セーラー戦士の絵が二枚あった。

あぁぁぁあ美しい。
あぁぁぁあウラヌス。

悶えながらパシャパシャ写真を撮る。



そして最後は今回のキービジュアルでもあるセーラームーンの絵が大きな絵がドーン!と飾られていた。まるでレースのカーテンの奥に飾られているかのように。


 
ここまで喜ばせていただいていいんですか?
この値段で?

私は感動してしまった。

その横には武内直子先生の直筆色紙が飾られていた。

武内直子先生、ありがとう。
ありがとう。

 
そんな気分だった。

最後の出口まで、時空の扉なんて反則だ。

 
出口の先にはスワロフスキーで作った高級セーラームーンのブーツが飾られていた。

 
 
最後は売店。

お一人様一点のものや売り切れのものも多い。

私は前もってHPをチェックしていたので見覚えがあるものばかりで
サイズや質感、値段を確かめ
次々にカゴに入れていく。
HPに載っていないものも多々売っていた。
買わないにしてもしばらく眺めたり
「あぁぁぁぁ尊い。」と呟かずにはいられないくらい
ハイになった。

 
周りの似たような年の女性達は私以上にカゴに色々入れていた。
「30年前の私が喜んでいるよ。」そう言っている声が聞こえた。

また、娘と思われる人に対し
「今日は一個じゃなくていいよ。仕方ない。ほしいものは買ってあげる。」と言っている方もいた。

 
色々と欲しいものが買えてホクホクした後はトイレに行った。
(チケット購入入り口付近にはトイレがないので注意だ。)

 
女子トイレがセーラームーン、男子トイレがタキシード仮面のイラストで
絵が描かれているものは三日月だ。

 
もうトイレだけで優勝である。

 
かわいすぎて仕方ない。


 
トイレの後は、コラボカフェに行った。
トイレに行く前は並んでいたが
トイレから出ると、なんと待機列は誰もいなかった。ラッキー。
メニューを見て、注文するものを書いて待つ(前払い制である。)。
10分ほど待ち、中に通される。
土日だと一時間半待ちもあったらしいから
やはり平日に来て正解だ。

 
メニューはどれもかわいいが
私は迷いに迷って、月型オムライスとウラヌス×ネプチューンドリンクを注文した。
注文すると、コースターがついてきた。

 
メニューが運ばれてくるのは早い。10分くらいだったと思う。

コラボメニューは高いけれど
見るだけでテンションが上がる。通い詰めて全部食べたい。堪らない

 



 
帰り道は久々に大好きな上野や赤羽に寄って色々買った。
楽しかった。

 
家に帰ってお土産を並べたり、写真を見返してはニヤニヤしてしまう。
最高の休みだった。

 
 
もうすぐまた
セーラームーンミュージアムの内容が変わる。

そしたらまた行きたいな。
コラボメニュー、別の物も頼みたい。

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