見出し画像

Adobe MAX Japan 2018 KEYNOTE - レポート

Adobe MAX JAPAN 2018に参加してきました!行けなかった方やAdobeの今後の動向が気になる方などのために、KEYNOTEの要点をまとめていきます。

▼こんな人におすすめ
デザイナー、エンジニア、ディレクター、経営者、UI、UX、デザインに興味がある方

※KEYNOTEで紹介された機能の全てを網羅しているわけではありません。自分が気になったところをピックアップしてまとめています。

Adobeが心がけている3つの原則

●仕事をスピードアップすること
・ツールをより使いやすく、また新しいスキルやテクニックを学ぶというとこをお手伝いすることによって実現していく。
・細かい反復作業をAdobe Senseiを活用することで、パーフォマンスを加速させることを考えている。
●クリエイティビティを解放すること
クリエイティビティというのは机に座ってる時にだけに起きるわけではなく、様々な環境の交差点で起きている。iPad Proやスマートフォンなど、様々なデバイスを跨いでコラボレーションができるようにすることで、クリエイティビティを生み出す。
●新たな表現への挑戦
音声やARというのが今後ますますデザインにおいて重要になってくる。新たな表現においても成功できるようにお手伝いをしていく。

Lightroom CC x iPad Pro

下記のツイートの動画を見て頂くと非常に分かりやすいのですが、iPad Proを使うことで、高速でスマートに写真が編集できます。Adobe Senseiの自動補正がすごく、またiPad Proが欲しくなるプレゼンの内容でした。

Premiere Rush x iPad Pro

先月リリースされたばかりのPremiere Rush。デモを見る限りiPad Proを使えば直感的に動画が編集できる印象を持ちました。特に凄いなと思ったのがAdobe Senseiによる自動ダッキング。人が話している箇所のところはBGMの音量を下げてくれます。

Project Gemini x iPad Pro

iPad Proで油彩や水彩のような表現が自在にできるProject Gemini。色を混ぜたときの絵の具のようなリアル感は凄いなと思いました。

Project Gemini
クリエイティブ全ての根底となっているドローイング&ペインティングが利用できるアプリ。2019年リリース予定。

Project Aero x iPad Pro

全くコードを書く必要がない形で簡単に拡張現実が作れるProject Aero。下記のツイートの動画のようにアディダスの靴を分解するアニメーションも可能で各要素をAR上で見ることができます。凄すぎて未来感がありました。

Project Aero
ノンプログラムで簡単に拡張現実が作れるアプリ。PSDファイルを空間に貼り付けることも可能。2019年リリース予定。

感想

クリエイティブなアイデアというのはオフィスの離れたところで起こる、だからいつどこにいてもタッチサーフェス上で作業できることを体現したのが分かるKEYNOTEでした。

また最新のツールやセッションから知識を得られるだけでなく、様々なクリエイターの方と繋がれるようにAdobeが体験を設計されており、初めてのAdobe MAX Japanでしたが非常に楽しめました。また来年も参加したいと思います。

▼当日のKEYNOTEはこちら

読んでくださってありがとうございました!



この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?