Daiki Kagata

Music composer/Producer/Beatmaker

Daiki Kagata

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最近の記事

Cooking 料理について

 私はここ一年ほど料理にハマっています。求めらる結果が「美味しい」という一点である点が最大の魅力だと感じます。衣食住の「食」を自分で作り出せることによって安心感みたいなものを得ることができます。料理はこだわって作ったとしても周りの人に嫌がられることが少ないので最高な趣味だと思います。  レシピを見て料理をするのですが、美味しい料理のレシピはすごく面倒な手順が多いです。例えば、一度焼いたものを一旦取り出して、最後に合わせるとか弱火で長時間かけて炒めるとか、一晩漬けて置くとか。

    • Criticism 批評について

       今回は、私が批評について感じていることを綴ってみたいと思います。昨今、批評をすること自体があまり良くないこととされていると感じます。特に悪い意見を言うことはタブー視されていると思います。私も悪口を言ったり、悪態をつくことをわざわざする必要はないと思いますが、ここが好きだとか、ここがあまり好みではない程度のことは話題にしても良いのではないかと感じています。    大前提として、批評される対象になっていること自体が素晴らしいことだと思います。批評そのものを楽しむ事も出来ますし、

      • Enthusiasm 情熱について

        Terry Rileyは“音楽は練習から生まれるのではなく、情熱から生まれる”と言っています。私も全ての制作物は情熱から生まれると思っています。  例えば、ピアノを弾けない人がピアノ曲を作りたいと思った時に、DAWでピアノロールでピアノ音源を打ち込んで作る事も出来ますし、ピアノがある場合一音一音RECして並べて曲を作ることもできると思います。また寝る間を惜しんででも練習すればきっと弾けるようになると思います。    情熱が継続化した時にそれが”才能"として周りから評価され

        • Values 価値観の探求 

           今回は価値観の探求について話してみたいと思います。お暇な時にサクッと読み流して下さい。  価値観を持つことはあらゆる面で重要であると考えています。家庭環境や幼少期の体験、興味関心、劣等感、哲学、信仰などが価値観を構成する要素だと思います。ブレない価値観を持っていると宣伝や広告に踊らされたり、見栄をはるために無駄な浪費をすることが減るというメリットがあると思います。  自分が今の価値観を形成する要因になった体験を綴ってみたいと思います。  小学生の頃、父がTSUTAYA

        Cooking 料理について

          Equipment 機材について

           今回は抽象的な内容で文章を構成するのが、難しくなってきたので少し機材の話をしたいと思います。    好きな物や購入して良かったもの、長年の相棒であるものを紹介したいと思います。  まず初めに私が機材を購入するタイミングには傾向があります。私が一番大切にしているポイントは購入のタイミングです。  そのタイミングとは『現状の環境に限界を感じた時』です。「ああこのままじゃ絶対にこういうことが出来ない。」という気分になった時です。理由としては、必要性がすでにある状態で購入するこ

          Equipment 機材について

          Sense センスについて

          センスについて  センスは感覚や才能のように捉えられることが多いですが、私はそれだけではないと思っています。好奇心が動く分野に対して知識量を蓄えていき、適したタイミングでそれを引き出すことであると考えています。 規範  また、物事にはある程度の規範(ルールやマナー)があり、その範疇で構成するのか、その規範をあえて逸脱したところを目指すのかといったことの判断も重要かと考えています。規範の範囲での構成は受け入れやすさ、親しみやすさ、既視感を生み出す効果があり、規範の範囲の逸

          Sense センスについて

          Fiction& Simulation 制作におけるバランスについて

           今回は制作物においてのFiction性とSimulation性のバランスの話をしたいと思います。Fictionとは想像、虚構でSimulationは模倣や現実になぞらえたものといった定義とする。制作においてその二つの要素のバランスの度合いを意識することでアウトプットが変わってくると感じます。    例えば、音楽で考えると人間が演奏することが難しいBPMのドラムや通常あり得ない編成のバンドや楽器の音を現実とかけ離れた音に加工する行為などはFictionにあたると思う。新しい実

          Fiction& Simulation 制作におけるバランスについて

          Abstract 抽象的な表現について

            今回は抽象的な表現について日々感じていることを書きたいと思います。抽象的な表現はその真髄を具体性を排除することによってよりダイレクトに浮かび上がらせることがあると考えています。具体性を排除すことにより受け取り手の脳内で想像する余地が生まれるのです。  例えば、ミロのヴィーナスは両腕の先端が欠損していることにより、腕や手先がどのようなポージングをしていたか知ることができません。それにより受け取り手の脳内で欠如した情報の補完を行う余地が生まれます。受け取り手が自ら補完した情報

          Abstract 抽象的な表現について

          Context 文脈的理解

           先日、中之島美術館にて「テート美術館 光-ターナー、印象派から現代へ」に行ってきました。  絵画における光、陰影の捉え方・表現技法の変化が時系列に見て取れるような構成になっている。  それぞれ単体の作品としても楽しめるものでありましたが、展示の仕方によってそれがより引き立てられていたと思います。  私は制作においてこういった文脈で捉えるということを重要視しています。後続する要素と相対する要素のバランスであったり、ルーツやバックグラウンドであったり。正確に捉えるというよ

          Context 文脈的理解

          徒然なるままに

           私はDaiki Kagataという名義でアーティスト活動、音楽制作に取り組んでいます。毎年、新しいことに挑戦することを目標としていまして、今年は文章に取り組んでみたいと思いはじめてみました。    ここでは制作に取り組む過程でふつふつと湧き上がってくることを備忘録のような形でまとめて残したいと考えています。すべてのクリエイターと共有できるような抽象度の高い内容にしたいです。(内容は変化することもあると思いますが。) 以下 各種ストリーミングサイトのリンクです。  http

          徒然なるままに