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脳みそダダ漏れマガジン

僕が大学教員として、また家庭の主夫として日々考えていることのまとめです。内容は育児とダイエットと読書感想文が多めで、分野はあまり統一されてません。あとは数学とか、経済学とか、そう… もっと読む
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読書感想文12

4月もとうに過ぎ去って、、今日は1月1日から数えて128日目になるそうで、1年の3分の1はとっくに終わってしまっているようだ。 なんということだ。 昨年度よりも授業が1つ増えて、学内の動きの中にセットされることも増えて、上半期中に会社を作る予定もしていて、物理的にも精神的にも昨年度より余裕がない。 そのぶんムッスメが1歳を取り(言い方www)、1人でできることがかなり増えたので(夜中にちゃんとトイレに起きるようになったし)そっちへ振り向けていたエネルギーをこっちに付け替

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変な人ばかり

久しぶりに親戚と飲んで、やっぱりうちの家族は(親族は)普通じゃないなと思った。 うん、自分が変なのは十分自覚しているとして、やっぱり親戚も変なのだと改めて知った。自分で会社を始めた人もいるし、勤めていた会社から引き継いでシャッチョになった人も入れば、けっこう良い感じの大企業に入りつつも色々と暗躍している話も聞く。 んーよくわからなさすぎてアレである。 自分が変なのはだいぶ前からわかっていたけれど、自分の周りもこんだけ変なのだと実感したのは割と初めてかもしれない。 この

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読書感想文11

人間は賢い。 火を上手に使い、石器や土器を発明して環境に働きかけることができた。文明を作り出し、社会を築いて、成層圏を飛び越えて宇宙空間にまで生息域を拡大している。これは間違いなく生物種としては大繁栄である。 同時に人類は愚かだ。 戦争で互いを殺し合うし、刹那的な享楽のために自らが生きる環境を壊滅的で不可逆的に破壊したりする。 あたしの日常生活なんて愚かなことばかりだ。小さな頃から忘れ物癖はひどいし、だめだとわかっていても先送りしてしまうし、毎月ちゃんと定期的に(週1

!が重要だと思うって話

別に特別好きなわけではないが、一応それなりに工夫はしているつもりである。 授業の話だ。 一応これでも大学教員なので、学生相手に授業をする。 小さな私大あるあるで、いろんなジャンルの授業をやることになるのだが、どの授業でもどうやって教えたもんだかあれこれと考えるわけだ。 教員も10年以上やっていると、どんなことに学生が食いつくかそれなりに当たりはつくもので、やっぱり学生自身が「!」と思うときに、それは強くなる。 その「!」はどこからやってくるかというと、少なくともあた

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動学的不整合な育児って話

4月も末に近づいている。 バタバタは相変わらずだ。 特に年度初め、しかも新しく非常勤講師を他大学でやることになって、 そっちの準備もてんやわんや。 その上弊学でも色々変化を起こそうとしている動きの、 多分割と中心に近いところにいて、 それはそれでさまざま仕事が日々生まれては消えていく。 そんな今日この頃である。 ところで、経済学には動学的不整合性という概念がある。 とても経済学っぽく、見た目にイカつい用語であり、 いかにも学問学問している感じの漢字である。 これは200

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ムッスメの成長の話

平成最後の女ことムッスメであるが、令和6年を迎えてただいま5歳、4月からは保育園の年長さんになる。 まー0歳から育児ガチフルコミット勢のあたしとしては色んな思いがあるわけだが、ここ最近ムッスメの成長がなかなか著しいのでちょっと描いてみる。 これは昨日お出かけした先の公園で、地面に木の棒でお絵描きをした時の画像。 ブラキオサウルスとステゴサウルスの絵だ。我が家のムッスメも他の幼児同様恐竜が大好きで、2歳くらいの頃からずっと恐竜の絵本や図鑑やNHKの特番などに親しんでいる。

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鍾乳洞で考え込んだ話

生まれて初めて、鍾乳洞に入った。小さな頃から図鑑ではよく見てきたし、鍾乳洞ができる原理もなんとなく知ってる。 でも、本物の鍾乳洞に入ったことはなかった。 おおー図鑑で見た通りだ!などと、ありがちなネタバレを確認しながら奥へと進み、上へ下へと視線を走らせ、二段ベッドの上で「科学シリーズ」の写真を見ながらへぇへぇ言っていた幼き頃の自分の姿を思い出しながら興味深く楽しんでいた。 ライトアップなんかもされて、見た目に楽しめるように演出もしてある。 当然だ。ライトをつけなきゃ何

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あたしの減量記録17

さて、減量につきもののリバウンドについて書いたのは先月のこと。しばらく生活が乱れて体重をきちんと測ることができずにいた間に体重はしっかりと元に戻っていた。 それからはや1ヶ月。体重(とお金の支出)について必ず記録を取ると決意し生活を送るあたしに何が起こったかを説明しよう。体重は劇的にかつ急速に減少している。微分係数の絶対値は非常に大きい。結果的にグラフのトレンドは見たことのない角度を示している。 端的に述べよう。あたしはリバウンドを制しつつある。以下はそのもう少し詳しいレ

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記録魔になる、という話

とにかく今年は記録魔になろうと決意した。 いや、別に遅ればせの新年の抱負というわけではない。 やろうと決めたことが実現できない。人類共通の悩みだ。減量しようっつって、昨年の2月から約一年経過した結果、85キロくらいから78キロくらいに減量した暁にリバウンドの憂き目にあい現在81キロ〜82キロくらいに体重を戻している。ふん。 いい大人なのに提出物の締め切りを守ることがなかなかできない。 お金をどれくらい使っているか、きちんと把握していない。 んんん、書き出せば書き出す

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コミュ力向上のために必要なのは他者との会話の機会なのか?という話

コミュ力(コミュニケーション能力)を高めたいです。 こういう相談はとても多い。おそらく学生がする相談の中でもトップクラスで多い類なのではなかろうか。 で、そういう学生はたいてい「なので、人と話す機会をたくさん作りたい、そういう場に積極的に出るようにしたい」と言う。 おそらく、コミュ力は話すことで高められると思っているのだろう。 もちろんそういう側面はあるだろう。話さなければコミュニケーションを成立させる場面自体を作り出せないのだから、話すという行為を実行することはそれ

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今年も終えた、アレの話。

このシーズンは、アレがやってくるので大学4年生はだいたい戦々恐々としている。 アレとはアレのこと、つまり、卒論である。 書く側にとっては苦痛でしかないアレだが、 面倒見る側にとってもこれはなかなかにアレな作業である。 色んな意味でアレなのだが、毎年思うことがある。 それは、「文章能力で社会的評価が決まってしまう可能性がある」ということである。 このことに関して面白い動画があった。 (クリックするといきなりホストが出てくるが、そういう動画なのでびっくりしないでほしい)

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あたしの減量記録16

かつて赤木剛憲(ゴリ:湘北高校)は「リバウンドを制する者はゲームを制す」との名言を残した。(実際はゴリのオリジナルではなく、バスケ界では古くからずっと言われていることでもある) これは減量に関しても言える。リバウンドを制することそのものが、減量の成否そのものを意味するのであって、リバウンドを制しても試合に負ける可能性をゼロにできないことを考慮するならば、冒頭の名言は減量にこそ相応しいとすら言える。 などと、くだらない前置きをした上で結論を述べると、あたしはリバウンドを制す

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鬼が笑うぞ

もう1月も後半になりますが、新年明けましておめでとうございます。 1月も色々とアレでして、更新がスムーズに行っておりませんが頑張っております。 そしてもうすでに来年のことを気に病んでおります。はい。 何かというと・・・以下若干センシティブなので目隠しします笑

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まちを消費するか生産するか

地域活性化的な話を聞いていると、(主に行政に対して)何らかの要望ばかりが出てくるような場面によく出会う。例えば、〇〇を作って欲しい、とか、〇〇があればいいのに、とか。 これは結構問題だなと個人的には思っていて、こうした要望の背景にあるのは、まちの姿や行く末は自分以外の誰かが作ってくれるものであるという固定観念である。これが根強く残っていると、「まちを自分たちで作ろう」という感覚になかなかならないし、「まちは自分たちで作れる」とも考えなくなるし、「自分たちがやってることだって