戦闘機20181008

【詩】 戦闘機

この世でもっとも気高い翼を持つお前が
なぜミサイルをその身に宿している

誰かがお前に照準を当てたのか
それとも憎しみに耐えない場所が
お前にはあるのか

いずれにしても捨ててしまえ
そんなもの
誰も幸せになどならぬ

守ることは決して奪うことではなかろう

ただ、飛べ! そして、自由に舞え!
空にはお前を止める信号などないのだから

自由に雄叫びをあげながら
力の限り 空に踊れ

その姿に人は心を震わせ喜び
お前の中に勇壮を見つけるのだ

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