遠藤大輝
記事一覧
#20 写真は身体表現
2024年5月13日〜19日
先週、捻挫をした。
どうやら自分は身体の調子が悪くなると写真を撮る回数が少なくなるようだ。
今週はとびっきり写真の数が少なかった。
つくづく写真は身体表現なのだと思った。
もちろん身体が思うように動かなくても写真は撮れる。
でも、自分にとって身体が動くことはかなり重要であることに気がついた。
テーピングに巻かれた足の一枚くらい撮っておいてもいいんじゃないかと一
#19 写真の量と質
2024年5月6日〜12日
なにごとも、その道を極めていく過程で、「量と質」どちらをとるのかという問題に直面するのだが、写真においてはどうだろうか。
先日、写真における「量と質」について質問をされて上手い答えを出すことができなかった。ほとんど適当に答えてしまったので、何と言ったのかすら覚えていない。
このnoteに関わって言えば、量についても質についても考えていない。
強いて言えば、量は撮って
#18 いつか写真で分かり合えたら
2024年4月29日〜5月5日
どうしても言葉では伝えられないことがある。
そうした内なるものを写真で伝えることができたらと常々思っているが、ほとんど叶うことはない。でも、考えて見れば、そんなことができたら写真を撮ることをやめてしまうかもしれない。
もしかしたら、写真でなにかができるかも、という一縷の可能性を信じているから今日も写真を撮ることができている。
いつか僕の写真で分かり合える日が来ます
#17 さようなら、またあした。
2024年4月22日〜28日
日々の出来事を写真にそっと閉じ込めて
楽しかった日、嬉しかった日、苦しかった日、悲しかった日に一言
「さようなら」
そしてまた新しい日がやってくる。
写真は本当に正直だ。
写真を見れば、その時の自分の様子がよくわかる。
写真で自分の思いや感情を表現しようなんてことは全く思わないけれど、
それが全て写ってしまうことは信じている。
今、新しく制作に取り掛かって
#16 写真に救われた日
2024年4月15日〜21日
先日、32歳になった。
これまでいくつかの仕事を経験しながら、「写真家」というあってないような肩書きをぶら下げて生きる日々だが、写真を仕事にしている時間が最も長くなっていることに気づいた。
これまでやってきたどの仕事も、いつか辞める時があると思いながらやってきたが、もう写真以外で生きていくことは考えられなくなってしまったから人生は不思議だ。
ただただ毎日撮っている写
#15 すべて思い出になってくれよ
2024年4月8日〜14日
つくづく上手くいかないことの方が多いなと思う
過去の経験から、その時々の成功や失敗のすべてを思い出として語れるような人生を送ってきているけれど、やはり上手くいかないことはできるだけ経験したくはない。
側から見れば、そんな風に見えない写真でも、自分にとっては悔しさが詰まった写真がある。
ここに並ぶ写真のすべてが思い出として振り返ることができるように、また今週も写真を
#14 咲いて散り、命は巡る
2024年4月1日〜7日
桜が咲くと春の訪れを。
桜が散ると春が過ぎゆくことを感じる。
自分の人生はいつ花開き、散っていくのだろうか。
写真を撮ることは生きることなので、こうして今週も写真を並べることで
一週間生きてきたことを自覚する。
訪れる季節と過ぎゆく季節に思いを馳せ、
巡る命を身体中に感じて、
明日からも生きていきたい。
#8 もしもあの日に戻れたら、
2024年2月19日〜25日
「もしもあの日に戻れたら」と、思うことはほとんど無いけれど、本当に過去に戻れることができるのならば、ここに並んでいる写真をまた撮りたい。そう思えるように生きられているだろうか。
#7 何の変哲もない写真
2024年2月12日〜18日
特別、誰かに見せようと思うわけでもなくはじめてみたnoteだけど、
「本当は文章を綴らずに、写真だけ淡々と並べるだけにしたいなあ。でも、それだけだと味気なかなあな」などと、結局のところ誰かを意識して毎週更新している。
ありがたいことに、更新を重ねるにつれて見てくれる人も増えている。
自分が好きなものをみんなに見てもらっているのだから、やはり嬉しい。
日記のように
#6 僕は今日も写真を撮って、写真を愛する。
2024年2月5日〜2月11日
よくあることではないけれど、どうやったら写真が上手くなりますかと聞かれることがある。
よく生きることが大事だと思う。
たくさんシャッターを切って、週に一度、写真を振り返ってみると
今週もよく生きたなと感じる。
写真は撮ることと同じく、見ることが大事だと思う。
僕やあなたが撮った光景はもう一度見ることによって写真になるのだから。
僕は今日も自分の撮った写真を
#5 今日も窓から空を眺めていた
2024年1月29日〜2月4日
週に一度更新しているこのnoteを書いていると1週間経つのがとても早く感じる。今日、僕の住んでいる東京はたくさんの雪が降っている。もちろん雪の写真は撮っているので、すぐにでも現像したいけれど、撮った写真は週に一度だけ振り返ることにしているから、見たい気持ちをこらえてnoteを書いている。
とはいえ、この企画は週に一度の楽しみとなっているので、ふとはじめた企画にして