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大黒貴之の動画集

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作品、展覧会、制作風景などの動画集です。作品がどのように完成していくのかというプロセスも知っていただけたらと思っています。
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【彫刻家の舞台裏-#02】メイキング映像 | Drei CERES / ドライ・ケレス

DAIKOKUの木彫作品「Drei CERES / ドライ・ケレス」のメイキング映像です。日常の制作風景を記録しています。CERESはローマ神話に登場する豊穣の女神の名前です。Drei/ドライというのはドイツ語で「3つ」を意味します。私の作品には、学生の頃から有機的なフォルムの彫刻が多くみられます。そのような形状が現れる背景には、幼少の頃より、琵琶湖、山、田園などの自然風景をみて育った環境が影響しているのだと感じています。その過程において、CERESは、私のセルフポートレートのようなものなのかもしれません。 Making of Drei CERES (2021-01) 2m54s 2021 photo, film :Takayuki Daikoku BGM: 柴結び / Audiostock ・・・・・ こちらも運営中です。 記事がいいなと思ってくださった方は、「いいね」や「フォロー」してもらえるととても嬉しいです! https://k-daikoku.net/ ホームページです。これまでに制作した作品や展覧会風景などを掲載しています。 https://www.instagram.com/takayuki_daikoku/ Instagram:【本体アカ】作品の写真をアップ中。「両義の間に発生する揺らぎ」のようなものを意識し、2次元と3次元、内と外、静と動、自然、文化、人の心理など、相反する二項の間で揺れ動いている関係性、「間–振動(かん-しんどう)」という観念を作品に転換しています。 https://www.instagram.com/art_studio_daikoku/ Instagram:【スタジオアカ】彫刻家、大黒貴之が運営するスタジオです。Art Studio DAIKOKUでの制作風景や作品など、その舞台裏を発信していきます。 https://www.youtube.com/channel/UCMIySMgSItrsbcL4_yb0Kkg You Tube:作品、展覧会、制作風景などをアップしていきます。作品がどのように完成していくのかというプロセスも知っていただけたらと思っています。

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A Part for the Whole scene 1

2020年12月、東京・赤坂のアートギャラリーMARUEIDO JAPANで開催された個展「A Part for the Whole」の様子です。Cosmos No.02 indoor, Folded Drawingsの新作を出品しました。 個展 / solo exhibition A Part for the Whole 2020.12.08~12.25 MARUEIDO JAPAN Tokyo 2m54s 2021 photo:Ken KATO film:Takayuki Daikoku ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こちらも運営中です。 フォローくだされば嬉しいです。 https://k-daikoku.net/ ホームページです。これまでに制作した作品や展覧会風景などを掲載しています。 https://www.instagram.com/takayuki_daikoku/ Instagram:【本体アカ】作品の写真をアップ中。「両義の間に発生する揺らぎ」のようなものを意識し、2次元と3次元、内と外、静と動、自然、文化、人の心理など、相反する二項の間で揺れ動いている関係性、「間–振動(かん-しんどう)」という観念を作品に転換しています。 https://www.instagram.com/art_studio_daikoku/ Instagram:【スタジオアカ】彫刻家、大黒貴之が運営するスタジオです。Art Studio DAIKOKUでの制作風景や作品など、その舞台裏を発信していきます。 https://www.youtube.com/channel/UCMIySMgSItrsbcL4_yb0Kkg You Tube:作品、展覧会、制作風景などをアップしていきます。作品がどのように完成していくのかというプロセスも知っていただけたらと思っています。

【彫刻家の舞台裏-#01】Inverted Drawing/反転するドローイングの制作プロセス

線と地の二項の間で揺れ動く様を具現化したドローイングで、2014年にドイツで制作を始めました。このドローイングは、地と線の白と黒が反転しています。一見すると、鉛筆と白い鉛筆で描かれているように見えますが、実は、鉛筆でドローイングを描き、一部を消しゴムで消します。そして、消した線の周辺を再び鉛筆で塗り込んでいきます。 つまり、白い線は、紙の白色なのです。また、黒い線と白い線は、もともと同じ線なのでつながっているのがわかります。シンプルですが、コツコツとした地道な工程を経て具現