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 新入社員研修は青空の下で

 4月1日、日本初のマタニティケアサロン「天使のたまご」の新入社員研修が神奈川県藤沢市の「アトリエ菜園」で行われました。

 私はアトリエ菜園のインターンとして参加させて頂きました。

 3チームに分かれて菜園から食べられる食材を収穫し、パスタを作る。チームビルディングを学び、自然と触れ合うことで新たな価値観の創出を促すのが狙い。

菜園から採れた食材
出来上がったパスタ

 会社の新入社員研修と聞くとオフィスビルの会議室等を利用して、自社の理念を学んだり、社会人の心得を学ぶことが多いが、この研修には屋根もなければスーツ姿の人もいない。実にユニークな研修である。

 また、「アトリエ菜園」代表の和田茂幸さん曰く、「天使のたまご」の代表の方から研修の打診をされたのは当日の3日前とのこと。和田さんはその急な連絡にも関わらず、依頼を了承した。お互いの経営者の即断即決の判断に驚いた。

 ワークショップが終わり、新入社員の方々からは、「あたり前だと思っていたことが当たり前じゃないと気づいた」「実際に自然に触れたことによって価値観が変わった」といった感想が出た。



 物流が発展した現代では、コンビニやスーパーに行くと加工済みの食品や料理が並び、消費者は食べ物を収穫する必要がない。非常に便利だが、果たしてそれでいいのだろうか。ロシアのウクライナ侵攻で地政学リスクが高まる中、日本の食料自給率は依然低いまま。一次産業に触れる機会は、子どももそうですが、社会人になる大人の方が必要だと思います。当事者意識をより多くの人が持つためにも、「企業の研修で一次産業に従事する。」のありではないか?

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