まだ見ぬナゴヤを発見! 専門家と行く、定番観光地のマニアックツアー 〜お城から植物園まで〜
行楽シーズンの秋。名古屋にもおでかけスポットは色々ありますが、「定番どころは行き尽くした…」なんて思っていませんか? いえいえ、あの観光地にもこの観光地にも、まだ知られていない面白いものがたくさんあるんです!
ということで今月の特集では、定番観光地を専門家目線でマニアックに歩くツアーをご紹介します。大ナゴヤツアーズで一緒に、“まだ見ぬナゴヤ”をザクザク掘り出しましょう!
10月・11月には、まち歩きツアーの参加者全員に「はじめてのお灸セット」をプレゼントする特別企画も実施中です。まち歩きを楽しんだ後は、ぜひお灸で体を癒してください。
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やっぱりスゴイ、名古屋城! その魅力とは?
名古屋の観光地といえば、 まず「名古屋城」を思い浮かべる人も多いのでは。みなさんは、名古屋城のことをどこまで知っていますか?
徳川家康によって建てられた名古屋城は、城郭として国宝第1号に指定された名城。地元民なら、その偉大さを十分感じている人も多いはず。ただ、時々すれ違う観光客の方から「天守閣には入れないのかぁ」という声が聞こえてくることも…!
お城の観光= “天守閣内部に入る”だけじゃない! 戦災によって多くを焼失した名古屋城ですが、再建された建物や創建時から残る隅櫓や焼失前を忠実に復元している本丸御殿など、現在でも十分に城郭としての魅力を感じられます。
建築史家目線でお城を歩くと、何が見えてくる?
今回は、「名古屋城って何が凄いの?」というポイントを建築史家の目線で巡るツアーを開催します。案内してくれるのは、名城大学理工学部建築学科 准教授の米澤貴紀さんです。
敵を寄せ付けない堀、燃えないように工夫を施された門、絶対に足を踏み入れたくない桝形、石垣を高く積む技術、櫓の配置の工夫など…
戦への備えが随所にみられる一方で、本丸御殿の各部屋のつくりから分かる格の違いなど、政治における建物の役割も見どころです。
400年前の人がどのような想いでこの城を造ったのか、米澤さんとともに紐解いていきましょう!
東山植物園で見られる「重要文化財」って?
「東山動植物園」も、名古屋のおでかけスポットの定番。植物園では2021年、重要文化財でもある日本最古の温室前館が8年ぶりに再公開されたことで話題を呼びました。
植物園の温室は、前館、後館およびバックヤードを含む建物群で構成されています。後館は建て替えや増改築が繰り返されてきましたが、前館は補修を重ねることで守り続けられました。
さらに保存修理事業を経て、どのようにかつての姿を復原されたのか? 屋根の鉄骨や照明器具まで、ぜひ目を凝らしてみてください!
日本最古! 温室前館の引っ越し秘話とは?
ツアーでは、温室の改修工事に伴う植物たちの引っ越しを任された元・植物園長の伊藤さんがガイドを務めます。樹木医としての経験にもとづき、成功事例のなかった植物の引っ越しを成功させた秘話も教えてもらえますよ!
また、伊藤さんは「東山動植物園は、自然の里山地形を活かして植物が展示されている珍しくも面白い植物園」だと語ります。約7,000種もの植物に出逢える植物園は、すべて見て回ろうと思うと1日では足りないほど、見どころが満載! 真っ赤に染まった紅葉が見られるこの季節にこそ、園内をゆっくり巡ってみませんか?
この季節見ごろの草花や甘い芳香を味わいながら、四季の移ろいを感じてみましょう。
大須は寺町であり、仏像の町!?
地元民はもちろん、国内外から多くの人が訪れる「大須商店街」も、名古屋の観光地といえる場所。グルメやファッション… さまざまなお店がそろっていますが、大須の魅力はそれだけではありません!
名古屋城下町の南寺町として栄えた大須周辺には、歴史ある寺社が数多く残っています。「寺社はもう十分巡った」という人も、では仏像ならどうでしょうか!?
今回は、みうらじゅんさんとともに東海地方の仏像を取材した、「東海美仏散歩」の編集者・篠田享志さんと大須の仏像をめぐります。
美しさと魅力に萌える「仏像散歩」へ!
東海地方は知られざる仏像大国! なかでも愛知県は寺院数全国一を誇り、文化財指定を受けた名作美仏も存在することをご存じでしょうか?
大須は東海エリア屈指の「仏ゾーン」。ツアーでは、国指定の文化財「勢至菩薩」をもつ七寺、名古屋三大仏の「阿弥陀如来坐像」、人体を模した五臓をもつ珍しい「阿弥陀五臓仏」のある栄国寺へ立ち寄ります。
仏壇仏具店が立ち並ぶ通称「仏壇通り」では、老舗仏壇店大黒屋へ。名古屋の伝統工芸の集大成である「名古屋仏壇」や、全国区の仏師による貴重な仏像を特別に拝見! 仏像の製作・修復をおこなう京屋伊助商店にも立ち寄り、仏師の仕事場を見学させていただきましょう。
歩いて探る、名古屋港の“マナイタ”地形とは?
名古屋港といえば、「名古屋港水族館」など広い土地を活かした人気スポットが集まっている場所。港エリアにはそのほか、「レゴランドジャパン」や「リニア・鉄道館」などの大型レジャー施設もあります。
…が、ツアーで注目するのはもっとニッチな産業遺産と“マナイタ”絶景!
案内してくれるのは、地形を愛する「名古屋スリバチ学会」世話人の古橋和佳さんです。スリバチ学会では凸凹の高低差のある地形を楽しむことが多いですが、今回は名古屋台地西部のまっ平な“マナイタ”地形に注目してみましょう。
夕暮れの観覧車から、名古屋の何が見える?
産業都市名古屋を支えてきた運河、名古屋駅前ビル群にのびゆく水脈「中川運河」や「名古屋港」の過去の痕跡探しも。
ベイエリアの遊園地「名古屋港シートレインランド」にも立ち寄ります。まち歩きの最後は、観覧車から見える黄昏時の絶景で締めくくり。名古屋港・中川運河・名古屋駅ビル群を、空中から見渡してみましょう。
このほか、11月の大ナゴヤツアーズでは“まだ見ぬナゴヤ”と出逢えるまち歩きツアーをたくさんご用意しています。
などなど… まち歩きツアーに参加して、キャンペーンのお灸もぜひゲットしてください!
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