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必要なこと day53

5/5 (Sun.)
#66日ライラン day53

公演前日の5月3日、リハーサルを終えて近くの神社に参拝してきた。
(他の団員たちは夜の部に備え休憩・準備中、私は出番が翌日だったため。)


紀州東照宮、別の呼び名は権現さん。父の実家が近いため、幼い頃には、初詣などでよく詣っていた。

鳥居をくぐる。手を合わせる。

家族の健康、身の回りの人の幸せ、公演の成功‥願うことはキリがない。
家族って、身の回りの人の幸せって、どこまでの何?いちばんは子どもたちだけど。


子どもの時は。神さまに対して◯◯できますように、とか、◯◯になりますように、なんてことばかり祈っていた。そんなに沢山お祈りしても神さまだって困るんじゃない?というぐらいに。
でも本当は、神社では、そんな風に個人的な願望を祈るものではないのだと聞いた。
心の中で名前を名乗って、それから‥
それから?


お芝居ができるのは、平和だから。
仲間と集まって、練習を重ねて、時に議論したり‥合間にアホな話をして笑ったり‥。
そして、それをお客さんに見に来てもらえるのも、平和だから。


不要不急と後に回された歌舞音曲、全ての芸能・芸術が、不急ではあったとしても、不要ではないのでは って、たくさんの人たちが気がついてきた。


100年前も、権現さんがこの地に立った400年前も、1000年以上前の人たちも、きっと人は、仲間と集まって、踊ったり歌ったり、それを見て笑ったり、ホッとしたり、涙したりしていたんだろうと思う。

そんな日々が、どうか長くありますように。
私も、そのために、今を真剣に過ごします。

昨日の昼、夜2回の公演は無事終了しました!
前回記事読んでくださった方、コメントくださった方、どうもありがとうございます‥!
芝居をしていると、人は、ほんとに沢山の人に支えられているんだなとつくづく思います。

今日千秋楽。楽しんでこようと思います😆

ヘッダーは紀州東照宮からふもとを見下ろしたもの。海南市マリーナシティ方面が見えます。
和歌山の和歌浦は、東照宮に天満宮、少し歩けば玉津島神社に鹽竈しおがま神社、片男波‥と、本当に見どころの多く、歴史を味わえる、風光明媚な土地。和歌浦小劇場はお引越しするけれど、和歌山にお越しの際は、皆さまもぜひ、和歌浦に足をお運びください。


53日目。ほんとはもっと皆さんの記事読みに行ったり、コメントしたりしたいのですが‥!

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