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バイト労働審判体験談…①始まり

労働審判とは? 


労働審判とは、個々の労働者と事業主との間の労働関係のトラブルを迅速・適正に解決するための手続です。

ちなみに私自身、裁判所の制度を利用するのは今回が初めてでした。
前々から労働審判について興味があったところ、始めたばかりのバイト先(アパレル)で会社側が問題を起こしてくれたので、良い機会だと思いやってみました!

今回、会社側が起こした問題とは……【不当な減給】です。
いわゆる「罰金」です。
突然、給料の一部が勝手に引かれていました。
問題としてはすっごく軽いように思えるかもしれませんが(実際、引かれた金額は1万円以下でした)
会社で働いた以上、払わせるべきものは払わせないと自分自身に失礼だと私は考えてます。


ちなみに給料は銀行振込&アプリで口座管理をしていたので、金額が足りないことにすぐ気づいたのですが
給与明細がまだ発行されていなかったので
一応、明細を確認してから上司に聞いてみようと思いました。

そして3日後、ようやく給与明細が発行されたので家に帰って確認しました。

「売上不足注意 −7時間」
ノルマ未達という事を言いたいようでした。 
ちなみに、ノルマがあるなんて聞かされたことはありません。

『バイト 罰金』とかでググるとすぐ出てくるんですけど、減給(罰金)を行うのって法の縛りが厳しく、なかなか難しいものみたいです。
根拠、範囲、就業規則、個別の同意などなど。

なので、当初からかなり強気に交渉しました。(メールで)
払わないならもう出勤は出来ませんし、労基に行きますねー、と。
退職予定でもあったので尚更。

それでも会社は屈せず、減給に関して独自の主張を繰り広げた文書を郵送してきたので、給与明細&先のメールをプリントアウトした紙と併せて労基に持って行きました。

労基に未払い賃金について申告をする時は、"未払い賃金をまずは自分で請求したよ!でもダメだったよ!"っていう物的証拠を持って行かないと申告自体をさせてもらえない事が多いと思います。

私は労働審判の申し立てを行う事も見越して、メールに加えて『未払い賃金請求書』をe内容証明を利用して会社に送付しました。

その5日後、無事(?)退職予定日を迎え
正式に退職しました。


次回、②労基へ申告です。

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