Siad

2023年は新しいことを始めたい!!

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最近の記事

#週刊少年マガジン原作大賞

【キャッチコピー】 ”スピード”の常識が変わる世界。その”座標”が世界を救う。 【あらすじ】 今より少し先の未来。テレポート技術が確立し、人類は社会インフラとしてテレポートを駆使するようになっていた。始業1秒前に自宅を飛び出る学生、ものの数秒で海外へと移動できる旅行者。社会や人類の価値が大きく変革する中で、またさまざまな問題も生じていた。 女子高生・ナナミはある日、自分のSNSのダイレクトメールに謎の座標情報が届いていることに気づく。ナナミはその座標に転移を試みるが、何らか

    • 空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その5)

      私用がバタついており暫く空いてしまいました。また再開したいと思います。 テレポーテーションを扱うフィクションにおいて、特に、この考察の最初に分類したようなカット&ペースト型のテレポーテーションにおいて、特に気になる点が、転移した先にどのように存在するのか、です。転移の仕方として、転移した先に“割り込む“という考え方と、転移した先と“入れ替わる“という考え方があると思われます。それぞれについて、考えていきましょう。 例1.例えば水中にテレポーテーションする場合 わかりやすい

      • 空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その4)

        こんばんは。一昨日に引き続き、考察をしていきたいと思います。 前回の結論で、フィクション映えする、という至極手前勝手な理由で、個人が目視した先に転移(テレポート)できる、という考察をいたしました(正確には、設定を作りました)。今回はこちらを深掘りしていきたいと思います。 まず前提として、本考察は、標題の通り、技術的に実現した社会に対する考察であるため、いわゆる超能力のような属人的な能力として存在するのではなく、多少の差異はあれど、等しく万人が利用できるものとして、存在しな

        • 空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その3)

          こんばんは。三回目にして、少し間が空いてしまいました。三日坊主にならないよう、今週も定期的にやっていこうと思います。 第一回で書いておくべきことでしたが、執筆(と呼べるほどのものでもありませんが)を続けるにあたって違和感が出てきたので、再度背景説明を。SF考察と標題に銘打って書いておりますが、発端としては、今年の正月に『ジャンプ+連載大賞』に応募しようと思い、全く筆が載らなかった駄作に使った設定を、もうちょっとちゃんと考えてみよう、というところになります。そのため、考察とい

        #週刊少年マガジン原作大賞

        • 空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その5)

        • 空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その4)

        • 空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その3)

          空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その2)

          こんばんは。初回だけやって無期限休止とならないように、続けていこうと思います。 空間転移がインフラ化した社会を考えるにあたって、前回もやりましたが、まずは空間転移とは、から検討したいと思います。 前回は定義に触れましたが、今回はその価値を考えてみようと思います。 “転移“という表現を調べると、 ① 場所が他にうつること。また、場所を移すこと。移転。 ② 病原体や腫瘍細胞が原発巣から血流やリンパ流などを介して他の場所に移り、そこに同様な組織変化を起こさせること。癌などにみら

          空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その2)

          空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その1)

          こんばんは。 いつかやろうやろうと思って、新年に誓い、結局してこなかった3月中旬の今日、いよいよnoteで文章を書く、と言うことを始めてみようかと思います。最初は自己紹介等が妥当なのかもと思いますが、個人的にSF思考を習得したい、と考えていたこともあり、テレポートをテーマに考察し、できれば最後物語のプロットくらいは、ということをやってみようと思います。 テレポート/テレポーテーションは古今東西さまざまなフィクションでも扱われています。その理論は作品によってさまざまかと思いま

          空間転移(テレポート)が技術的に実現した社会のSF考察(その1)

          JUMP 

          空間転移(テレポーテーション)が技術的に実現し、社会インフラとして利用されている時代。壮年の男ルーマスは、かつては自ら転移を行うジャンパーであったが、ある事件を境に、自らジャンプすることをやめ、転移の計画を設計するプランナーを生業として、助手のケニーと細々と事務所を運営していた。 ある日、ジェシーという女性から仕事の依頼が来る。それは、自分をある座標の場所に連れて行ってほしい、という内容だった。 不可解な「ある場所」への行き方を設計するため、さまざまな関係者をジェシーに紹介し

          JUMP 読切部門

          空間転移(テレポーテーション)が技術的に実現し、社会インフラとして利用されている時代。壮年の男ルーマスは、かつては自ら転移を行うジャンパーであったが、ある事件を境に、自らジャンプすることをやめ、転移の計画を設計するプランナーを生業として、助手のケニーと細々と事務所を運営していた。 ある日、ジェシーという女性から仕事の依頼が来る。祖父のもとへ連れて行ってほしい、という依頼。示されたのはとある座標であった。 不可解な「ある場所」への行き方を設計するため、まずは、座標の位置を特定

          JUMP 読切部門