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【2017 Mo-So times "AI" 】

2017 FBに投稿していた"AI"について。
6年半経ってますが、当時考えていた事を振り返る
そのまま転載します。

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170105

Mo-So Times “AI”

2016はAI旋風が凄かったですね。
面白いと思ったのは、年明け頃はAIの技術者は世界に500人しか居なくて、当然ながら皆シリコンバレーで働いている!もう日本は手遅れ、。
なんて騒いでいる人がいたのに
年末頃には、AIはまだまだ入り口。どんな可能性があるかすらまだ解ってない。
今のAIの能力は実はまだ昆虫程度。
カンブリア期に生物が眼を手に入れて、爆発的な進化が始まった頃と同じ。
学び始めるには今でも遅くない!と。
AIのソフトウェアはあとちょっとすると、女子高生でも使えるくらいオープンなものになる。なんて話も出て来ました。
少なくとも、ボクの中での認識は目まぐるしく変化してます。

一時期は経済紙も日本の製造業は黒船にやられる。と騒ぎ立ててました。(今でもか。、)
本当に黒船なのか?
何をもってそう考えるのか?
これって、オープンかクローズドか?
ルールを作るのか?守るのか?など
社会構造や文化背景、その他諸々の理由が絡み合って…
(これも言いたい事ありますけど
複雑なので今日はやめておきます。)

ただ、ソフトウェアはハードが無いと動かないこと。
これだけは認識しておいた方が良さそうです。
例えば、人間も脳をソフト、身体をハードと考えれば…
片方だけ存在しても意味がないですよね。

ここで思考実験。妄想タイムです。
大ヒット映画「君の名は?」のように、自分の意識が誰かと入れ替わるとどうなるの?
もし、仮に医療が発達して自分の脳を誰かに移植できたとします。
じゃあ、ボクの脳を、綾野剛さんに。。
イケメンの若手俳優乗っ取り計画です。

さて、無事に移植が成功した後、そこに居るのは果たして誰なのか?

周りからの認識は、何を言ったって綾野剛さんそのもの。
では、自分ではどうなのか?
ん?自分?
自分って脳の中にいるんだっけ??
サワイダイスケの身体で感じていた感覚はもう無いわけです。サワイダイスケのハラワタで味わっていた感情も無い。
サワイダイスケの脳に送られてくる情報は、綾野剛の身体とハラワタがセンシングしてきたもの。
それをサワイダイスケの脳はサワイダイスケとして味わえるのか?これは超微妙。。

加えて周囲の反応はどうか?
ちょっとぐらいヘマしても「かわいい♡」なんて言われちゃうわけです。
「俺はインハウスの工業デザイナーだ」なんてマジ顔で言っても、インハウスっていう新しいドラマの練習でもしてるのね。なんて思われる。
で、実際何か絵を描こうっても恐らく手が思うように動かない。見えている景色だって違うかもしれない。
だって眼のレンズは違うんだから。
どうにもこうにも絵なんて描けないかも知れない。
でも、なんだか立ち振る舞いはキマリまくる。
台詞を言えばキレが良いみたい。笑

そうこうして、しばらくは混乱するものの、自分の振る舞いや言動は“綾野剛にする”方が自然な感じ。。
イツノマニカ…
あれ?綾野剛??
俺って綾野剛なんじゃね?
性格も、思考の癖なんかも、誰がどうみても綾野剛。
すっかりサワイダイスケなんて消えちまってる!?
ってことになっちゃうんじゃないか?
って。

ちなみに、これは職場の同僚とAIについて議論した内容の一部です。
こういう、やっぱりデザイナーってアホなの?という議論ができる仲間がいる事!
これが未来の可能性を切り拓く(はず)。。
ボクにとってシアワセなことなのだと。
最近、切に感じてます。

どうか2017も我々の妄想にお付き合い下さいませ。
おわり。



ところで、AIが楽しみなのは人間研究が進むこと。だと感じています。
コンピュータに「意識」が生まれるのか?
恐らく生まれそう?
もう生まれているかも?
でも、そもそも意識ってなんだ?

我思うゆえに我あり?

答えがあるのかどうかもわからない。
よくわからないから面白いですね。

自分の中では…
「意識」は脳にだけあるものではなくて、脳と身体とハラワタを繋ぐネットワークに点在しているか、そのネットワークの流れそのもののような気がします。
(スミマセン、専門家ではないのでこれ以上は無理…)

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なるほど。
流石に6年半も経つと恥ずかしさも感じる。
まぁ極端な状況を想定した思考実験なので
まだまだここまで到達したわけでもないですが…

2017年当時は、AI技術者が世界で約500人とされ、主にシリコンバレーに集中していたと言われていましたが、実際のところは既に世界中に分布していたと思われます。間違いなく現在は、AI技術者の数は大幅に増加し、世界中で活躍しています。

2017年にはAIは「まだ入り口」であり、その能力は「昆虫程度」と考えられていました。現在、AIはより複雑なタスクを処理できるようになり、自然言語処理、画像認識、予測分析などで顕著な進歩を遂げています。その進化は想像以上でした。

ソフトウェアはハードウェアなしでは機能しないという考え方は依然として有効どころか、当時よりハードウェアの重要性は高まっているように感じます。
AIの進歩に伴い、ソフトウェアとハードウェアの統合がさらに洗練され、特にエッジコンピューティングやIoTデバイスにおいて重要になっています。

人間とAIの関係の理解に関しては、AIがどのように人間の認知や感情を模倣または補完するかに関連しています。現在では、人間とAIの相互作用はより深く理解されており、AIが人間の意思決定、クリエイティビティ、さらには感情理解において役立つことが徐々に明らかになってきました。
その時のアイデンティティはどうなるのか?
個人的に関心があることは変わりません。

「意識」に関しては、今後解明されるかもしれない。
楽しみ。

このような思考実験(妄想)は大事なことだと思うので、習慣化すべきことと再認識。











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