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やまねの塒日誌

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大山町のまちのこと、空き家のことをかんがえる "やまねの塒" 活動記録
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やまねの塒日誌|vol.29|古民家にどんな灯りをともすか

そんな先の見えない "やまねの塒の時の市" の会場設営でしたが(前記事参照) とりあえず、モ…

Terai Masumi
5か月前
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やまねの塒日誌|vol.39|初春、氷河の森から

里ではすっかり春がきてウカれているのだけれど、標高800mくらいの森のなかは、まだまだ初春。…

Terai Masumi
1か月前
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やまねの塒日誌|vol.38|おじいちゃんの形見

「遺品」というものに、初めて出会ったのはいつのことだろう。 おそらく、5年ほど前、高校時代…

Terai Masumi
1か月前
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やまねの塒日誌|vol.37|屋根瓦に関する ささやかな気づき

山陰の屋根瓦って、漠然とオレンジ色の石州瓦が多いのかなぁ、と思っていた。 なんとなく感じ…

Terai Masumi
1か月前
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やまねの塒日誌|vol.36|レトロガラスの沼にハマる

ある晴れた春の日、じゃぶじゃぶとうつわを洗いながら 無色透明ガラスのうつわをピックアップ…

Terai Masumi
1か月前
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やまねの塒日誌|vol.35|(勝手に)空き家ノスタルジヤ

長い冬がすぎ、雪が解け、 大山のふもとにも春がやってきた。 秋ごろから関わらせてもらって…

Terai Masumi
1か月前
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やまねの塒日誌|vol.34|空き家ふるもの紹介 水色の●●瓶

たまの晴れの日、水色の瓶をじゃぶじゃぶと水洗い。 元は商店だった空き家からレスキューしてきたものです。 黒く分厚くかぶっていたほこりを洗い流すと、 ひと昔前のガラス特有のゆらぎと、たっぷりの気泡。 あらまあ、なんて美しいことだ。 陽の光にあてて乾かしていると、まるで南の海にぷかぷかゆられているような気持ちになってきました。 これ、何に使われていた瓶なのかわかりますか? ご存知の方は多いかもしれません。 ヒントは、日本人が朝食にごはんと一緒によく食べるもの。 はてさて、

やまねの塒日誌|vol.33|リビセンみたいなお店をやりたくなるまで

秋ごろ、とある空き家の所有者さんに出会った。 「独りで暮らしていた母の3回忌が終わったら…

Terai Masumi
3か月前
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やまねの塒日誌|vol.32|冬期金継ぎ修行

今年の8月に金継ぎを習いはじめた。 12月に入り、山間部にあるお教室は雪のため休業中。 3月ま…

Terai Masumi
4か月前
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やまねの塒日誌|vol.31|空き家で市をひらく意味

今回の "やまねの塒の時の市vol.2" をきっかけに 古民家・旧原田邸には、いろいろな意味で風が…

Terai Masumi
5か月前
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やまねの塒日誌|vol.30|はじまりましたよ時の市

いきあたりばったり やってみないとわからない精神で 会場の大枠が決まり。 それぞれのお店を…

Terai Masumi
5か月前
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やまねの塒日誌|vol.28|古民家の空間をどう活かすか

空き家にかかわりはじめて半年以上が経過した。 空き家調査でいろいろなお家や街並みを観察し…

Terai Masumi
5か月前
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やまねの塒日誌|vol.27|お仕舞いについて考える

大山町で暮らす祖父が牛飼いを仕舞うとのことで 繁殖用の雌牛を競りに出すのについていった。 …

Terai Masumi
6か月前
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やまねの塒日誌|vol.26|森の空き家活用の達人 ヤマネのはくぶつかん喫茶を出店しました

森の博物館、梅ソーダ屋、コーヒー屋、マフィン屋… 今年度、いくつかの地域のイベントに出店させていただいてきました。 (わたしは一体なにもの…?) そして今回は、おそらく今年最後の出店。 所子マルシェと主催者のこと 今回出店させていただいたのは「所子マルシェ」でした。 大山町の所子地区の地域自主組織 "大山の里所子" が主催しています。 大山の里所子は2019年10月に立ち上がったそうで このマルシェは今回で第3回目とのこと。 大山町・所子地区のこと この所子地区は大山