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やまねの塒日誌|vol.34|空き家ふるもの紹介 水色の●●瓶

たまの晴れの日、水色の瓶をじゃぶじゃぶと水洗い。
元は商店だった空き家からレスキューしてきたものです。

黒く分厚くかぶっていたほこりを洗い流すと、
ひと昔前のガラス特有のゆらぎと、たっぷりの気泡。
あらまあ、なんて美しいことだ。

陽の光にあてて乾かしていると、まるで南の海にぷかぷかゆられているような気持ちになってきました。

これ、何に使われていた瓶なのかわかりますか?
ご存知の方は多いかもしれません。
ヒントは、日本人が朝食にごはんと一緒によく食べるもの。

はてさて、何に使おうか。
お菓子やお煎餅を入れてがさっと使ってもよし、
今の早春の時期だと、ちょっと大振りな
ロウバイの枝を活けてもいいなぁ。

水を入れても綺麗だろうなぁ。
金魚鉢には少し小さいけれど
メダカ数匹くらいなら飼えるだろうか…

何を隠そう、これは海苔の入っていた瓶。
古いおうちや空き家にお邪魔すると
納屋の隅っこに無造作に転がっているのをよく目にします。
昔の人の日常生活の中には、こんなに美しいものが
普通にあったんだなぁと思うと 本当に羨ましい。
いまはプラスチックに取って代わってしまったものも
こんなふうにガラスや木なんかでできていたんだね。

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