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やまねの塒日誌|vol.26|森の空き家活用の達人 ヤマネのはくぶつかん喫茶を出店しました

森の博物館、梅ソーダ屋、コーヒー屋、マフィン屋…
今年度、いくつかの地域のイベントに出店させていただいてきました。
(わたしは一体なにもの…?)
そして今回は、おそらく今年最後の出店。


所子マルシェと主催者のこと

今回出店させていただいたのは「所子マルシェ」でした。
大山町の所子地区の地域自主組織 "大山の里所子" が主催しています。
大山の里所子は2019年10月に立ち上がったそうで
このマルシェは今回で第3回目とのこと。

大山町・所子地区のこと

この所子地区は大山口駅の周辺に位置しています。
伝統的建造物群保存地区に登録されていて、
水路の水音とともに、すてきな街並みを拝見することも。
集落の中心となっている門脇家住宅は重要文化財に指定されており、春・秋と年に2回マルシェと同じ時期に一般開放されています。
(ちなみに、門脇家の看板犬・とこ丸くんがめちゃくちゃ可愛い。)

もりだくさんの出店内容 (デジャヴ)

さてさて、話をマルシェにもどそう。
今回は「やまねの塒 feat.なっちゃん」ということで
私のマフィン・コーヒー・古雑貨・ヤマネはくぶつかんにくわえ
ひょんなことから、大山のおしゃれガール・なっちゃんの古着コーナーも一緒にやってもらえることに。

限られたスペースに3Dでぎゅうぎゅうつめこむ。
マフィンは地元産の栗を使ったものと、チョコベリーと。
この蚤の市感が好き。

マフィンを温め直したり、コーヒーを淹れているあいだ
お客様には古着や古雑貨をみてもらったり
ヤマネの生態に興味を持ち、体重測定を体験してもらったり
地域の空き家についてお話をしたり。
盛りだくさんすぎてとっちらからないかなぁと不安でしたが
会話の糸口が多い分、どこから会話が広がるかがわからないので、
老若男女いろいろな人が興味を持ってくださり
一人で一つだけのものをやるよりも、おもしろい店になりました。
(自画自賛クラブ、すみません)

上皿天秤天秤をつかったハンズオン展示。
実物大のヤマネの体重測定は子どもにも大人にも人気だった。

これからにつなげたいこと

反省点としては、なっちゃんの古着が売れる工夫ができたらよかったなぁ、と。
飲食とモノの販売との組み合わせって、悪くはないと思うんだけど
なんだかもうすこし、工夫ができればよかった。
せっかく人と一緒にやるからには、自分だけでなく、コラボしてくれた人にも
楽しんでもらえることはもちろん、内容においても
ちゃんといいことがあるように、したい。
そのためにも、自分のことで精一杯になってはいけない。

「人様に迷惑をかけないように、自分の力でやりなさい」
これが、幼少期から私が受けてきた教育でした。
でも、大山にきて、とても思うのは
人のちからを借りて一緒になにかをやってみること、それから
どうしたら自分のちからを以て喜んでもらえるかを考えることは
とても楽しいことだと。

そういう商い、やりたいなぁ。

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