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お付き合いしてからが大事

前回のおさらい

前回Googleは優秀な配達員という投稿をさせていただきました。
自分に興味がある人にラブレターを送ってくれる。
Googleはサービスとお客様を結び付けれくれます。
(もちろん有料です)

ラブレターだけじゃない

マーケターの取り組みとしてラブレターの中身を考え、
より多くのお客様に興味を持っていただくことが仕事の一つですが、
もちろんそれだけではありません。

お付き合いしてからが大事

今回はNetflixのようなサブスクリプションモデルのサービスを例にご説明します。
ラブレターを見て興味をもってもらったお客様に、
ご契約いただいてからが重要です。
サービスはご契約いただいてから“あとはご勝手に”というものではなく、
お客様が満足して継続して使っていただくことが最重要です。
つまり契約というのは“恋人とお付き合いが始まったばかり”の状態です。
お付き合いの仕方は千差万別です。
毎日2時間連絡を取り合うカップルもいれば、
週に1度、1時間しか連絡を取り合わないカップルもいます。
サービスも同じで必ずしもお客様に毎日使っていただくものではなく、
・お客様のペースで
・日常生活の一部になっている
ことが大事だと考えています。

逆に気を付けなければいけないのは、
例えば週1日1時間使っていたお客様が、あるポイントから隔週、30分の利用になるなどの行動の変容です。
例えると恋人と週1度1時間連絡を取り合っていたのに、2週間に1度になった状態です。

まさに“別れ(解約)”の予感です…。

マーケターはこの別れにならないようにお客様に今一度サービスの魅力を知ってもらう努力をします。
・お客様の利用履歴から他に好きそうなコンテンツを紹介する
・まだ使っていない便利な機能を知ってもらう
など新たな魅力を知ってもらうために分析を行います。

さいごに

1日に自分に使える時間は有限です。

特にエンタメ系のサービスは余暇時間に使われるものなので、
例えばですが、他に好きなサービスができたりするとアッという間に別れの瞬間が来てしまいます。

どこまで長いお付き合いに出来るのか、もマーケターの仕事の面白いポイントなのです。

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