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読書

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読書法、書籍紹介なんかを集めたマガジン
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記事一覧

読んだっけ?どこ書いてあった?を無くす『読書メモ』

「あれ?これ読んだっけ?」え、また読んだ本の内容忘れましたか?そんなあなたに『読書メモ』が助けになってくれますよ。ってことで、今回は『読書は1札のノートにまとめなさい』を読んで、メモ法をアップデートしてみました。 メモは大切です以前、似たような記事を書いています。読書というインプットをしているんですから、何らかの方法でアウトプットしなければなりません。さて、どうするか、ということで単純な方法としては『読書メモ』とか『読書記録』を残すのがベターです。 メモの大切さは多くの人

アレクサ使った「ながら読書」で読書量が増えるどころか、笑いが止まらん!

Amazon Echo(俗称アレクサ)はKindle本の読み上げ機能を持っています。手軽に好みの本を読み上げさせ「ながら読書」が可能!これで読書量が増えるぞ!と期待する人が多いことでしょう。しかし、恐ろしい罠が… アレクサが朗読してくれるKindle本で「Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏: ‎有効」の表示がある本はアレクサが朗読(読み上げ)してくれます。これが結構便利で、テキスト系(雑誌などの画像になっているのはNG)の本ならほぼOKなので、スキマ時

インスタ創業と成長を描いた「インスタグラム:野望の果ての真実」

今回は、今ちまたでかなり話題な本について。 Instagramは、今現在も自分が最もアクティブに使っててお世話になってるアプリのひとつで、遡ってみたら高校3年生から使い始めてほぼ9年が経っていました。9年経った今もなおiPhoneのホーム画面では常にスタメン。今や画面下に配置してる四天王の一角。はい、インスタ中毒です。 いち利用者としてお世話になってるだけでなく、C向けプロダクト企画の仕事をしてるので、その洗練されたUX設計とミニマルなデザインは何度も参考にしてきました。

そういえばミャンマー。

最近読んだ本の著者がとにかく旅エッセイを書いている。そうか、物書きってのは旅をするのか。それとも、旅人は物書きでもあるのか?そんな疑問を持ちながら今日も旅エッセイを読んでいます。 角田光代さんの『いつも旅のなか』(角川文庫)を読み終えました。 きっかけは『対岸の彼女』を読み終え、角田光代さんの他の本も読んでみたいと思ったから。旅エッセイを読むんだ!と言うつもりはなかったんです。でも、読み始めたらアッという間!面白すぎて読み終えてしまいました。 角田光代さんって『対岸の彼

『国語の教科書に出てくる本』読んだことありますか?

「本のタイトルと著者を当てるゲーム」が期末テストに出されたのは記憶にあるけど、文学作品としてゲームに登場した本をを読んだ記憶がありません。むしろ読んだのは社会人になってから。今回はそんな話。 『図書館の神様』が教えてくれた文学先日、瀬尾まいこさんの著書『図書館の神様』(ちくま文庫)を再読していました。最後に読んだのが5年前だったからか、再読してもストーリーが思い出せない始末。結局、最後まで読み切ってから、なんとなく読んだかもしれない…レベルだったので、ほぼ初読です。 まあ

私の読書、三種の神器が整ったので紹介したい【自己満足】

ついに我が最強の読書環境(電子ガジェット)が整った。これぞ三種の神器と言えるはず!片手で掴み取れるサイズ。すべて電子。そんなインプットとアウトプットを備えた最強の装備をご紹介【自己満足】 1.Kindle PaperWhiteAmazonが提供する電子書籍リーダーKindle PaperWhite(2018年 Wi-Fi+LTEモデル)を使っている。Wi-FiモデルでなくLTE対応モデルにしたのは、以前使っていたモデルが3G対応モデルで、便利だったから。 使っているモデル

年間1冊も読み切らない妻が、本を買ってくれと言った。【子育て本】

今朝は面白い事が起きた。 妻が本を買ってくれと言う。 なんだ、何が起きたんだ。 人気のコミックを買っても途中までで読みきらず、買ってくる本で読破するのはディズニーピアノ譜面くらいな妻が本を買ってくれと言うんだから、こちらも本当に読むのだろうかと半信半疑になりながらAmazonのサイトを開いた。 買ってくれと言った本はこれ。 YouTuberアイシャさんの著書『親から始まる「正解のない時代」を生き抜く世界基準の子育て』(双葉社)。 著者のアイシャ・レバインさんは子育て系

本は読後の時間が7割 識者に聞くビジネス書の本当の読み方

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 毎月たくさんの新刊が出るビジネス書。本屋に行けば入り口近くには「話題の新書」コーナーがあり、おすすめのビジネス書が平積みされているのを見かけるでしょう。最近では「flier(フライヤー)」のような本の要約サイトや「中田敦彦のYouTube大学」のように動画で人気の本の独自解説をしてくれるコンテンツも人気です。 情報過多の時代と言われて久しいですが、溢れる情報を効率的に選択するためにSNSというフィルターを活用する方も多いでしょう。

覚えちがいタイトル集

森絵都さんの著作、『風に舞いあがるビニールシート』を『風に飛ばされるブルーシート』と覚え違いしたまま、いっしょうけんめい検索していた。 お花見での場所取り風景が舞いあがる。 脳が勝手に、より身近で、安易な表現にジェネリックしてしまった。 そういえば、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』も、長らく『蜂蜜と遠雷』だと思っていたし、遠い昔に放送していたテレビドラマ『末っ子長男姉三人』も『末っ子長男嫁三人』だと思っていた。 後者にいたっては、この国は一夫多妻制を認めていないというのに。

部屋が片付けられない一家だが、床置きしないだけで、片付けができるようになった話

部屋を片付けられるように、素敵な部屋になるように、これまで色々な本を読んできましたが上手く行ったことはありません。継続できない! そんな私が何となく部屋を片付けられるようになったので、そのきっかけと上手く片付けられるようになったポイントをご紹介します。 1.死んでも床にモノを置かない。インパクトありますが、整理収納アドバイザーでもある須藤昌子さんの著書のタイトルです。この「死んでも床にモノを置かない。」を実践することで、見た目はかなりスッキリします。 単純にこの本のタイ

『ピアニストという蛮族がいる』に見る我が家の元・ピアニストと言う人種

私の父はクラシック好きである。 日曜の朝はNHKラジオ「音楽の泉」で始まる。子供の頃は日曜日と言えばクラシックで定着していた。ゆえにシューベルト「楽興の時」の初めの部分を聴くと、日曜の朝の光景が鮮明に蘇る。 そんなクラシックで育った私ですが、音楽とは無縁の道を歩み、理工系街道真っしぐら。父のクラシック愛は息子には…と言いたいのですが、結婚したら妻は音大ピアノ科出身…。意外と音楽は身近にいるのです。 さて、そんなクラシックをちょっとだけ聴く私も知っている今は亡きピアニスト

ヨシタケシンスケ「思わず考えちゃう」読んで、考えちゃう。。。

「りんごかもしれない」を読んでから大ファンになってしまったヨシタケシンスケさん。絵本作家なんだろうな…と思っていましたが、ほぼ大人向けのエッセイがこちらの「思わず考えちゃう」。 もうね、即買いしましたよ! で、読むまでに2年かかりました。 なんか、本棚の奥に入れちゃってさ、お部屋の掃除で「あっ!これって…」ほんとすいません…。 この本の魅力を一言で言うと「あるある!」です。 どのページのどこ見てもあるある!と思わず口にしちゃう事で埋め尽くされています。そして、ゆるぅ~い

おいしい履歴書「帝国ホテル厨房物語」

え、高級ホテルのディナー? そんなの縁がないよ、食べたこともない。 フォークとナイフの順番とか、テーブルマナーとかあるんでしょ?肩凝って食事どころじゃないよ。もう、ゆっくり食べたいんだ! まぁ、そういう事で「帝国ホテル」の料理に縁は無く、今のところお呼ばれする予定もないので、マナー本は買わなくても良さそうです。 しかし、そんな私がちょっと気になる企画を帝国ホテルが開催中です。それがこちら。「帝国ホテル第11代料理長/初代総料理長 村上信夫 誕生100周年記念企画」です。

読書メモ大切!本を読んでも記憶に残らない人は大切な時間を無駄にしているぞ

あれ?この本読んだけど内容は…ヤバい!内容が思い出せない。 こんな経験ありませんか?本屋で手に取った本のタイトルは覚えているんだけど、内容が…何だっけ?読み出すと「あぁ~こんな感じ!そうそう!」と記憶を取り戻しているのか、新たに読んでいるか…なんだろね。 友人から「この本読んだことある?オススメだよ!」と言われた時、似たような現象で、とりあえず笑って「へぇ~ありがとう、読んでみるね!」と借りて…数ページ、あれ?これ読んだことある気がする…。 ほんと、こんなのばっかりです