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今日の配達日記:わたしよりいいバッグを持っている物乞いに会った

買い物代行の仕事で毎日店に行くので、変なお客さんを見かけたり、駐車場で物乞いを見かけたり、宗教の勧誘的な人に声をかけられたりすることがけっこうしょっちゅうあります。

こちらは大体いつも仕事のためにお店にいるわけで、割と急いでいてあまりそういう人に関わっている時間がないのでスルーすることが多いです。

さて今日は駐車場で身なりのきれいなおばちゃんに「ちょっと今お時間いいかしら?お邪魔をするつもりはないんだけど」と声をかけられ、ねずみ講のか宗教の勧誘かな・・・と思っていたら「あの、よかったら1ドル恵んでくれないかしら?」というのでびっくりしました。

おばちゃんはぱっと見ちゃんと化粧もしてるし身なりもちゃんとしてるし、けっこう高そうなバッグも持ってる。思わず「あの、だったら仕事したらどうですか」と今日はスパッと言ってしまいました。

おばちゃんはひるまず「娘と今旅行中でお金がないのよ。ねえ本当に1ドルくらいない?」と続ける。マジかいな。

「そうはいってもあなた、良さそうなカバン持ってるじゃないですか」と言い返すと「これねぇ、古いのよ」と悪びれもせず言う。相手にしている時間はないので無視していたら、そのまま他の人にたかりに行ったようでした。

見るからにホームレスとか物乞い風の人がお金をせびってくるのは理屈としてはわかるんだけど、カリフォルニアに来てからというもの、身なりがそれなりにちゃんとしてるのに(若くてもお年を召していても)お金をせびってくる層がいるのにけっこうびっくりします。

っていうか、なんで見ず知らずの他人にお金を渡してあげないといけないのだ!なんの義理があるというのだ。って思うんだけど、あの人たちは実際に誰かからお金を恵んでもらえることがあるのだろうか。

今日のわたしは2年前に5ドルで買った着古したTシャツに、リサイクルショップで4ドルで買ったレギンス、そしてうさぎにはじっこをかじられたままのバッグを持って仕事をしていたので余計に「なんだかなぁ」って思ってしまったのかも。

スタバを飲みながら物乞いをしている若い女の子とか、今日のおばちゃんとか、言いたかないけどわたしより服にお金使ってるよね。

あっでもいつも安い服ばかり着ているわけではないです(笑)と自分の名誉のために書き添えておこう。ほんと、この世の中はどうなっているのかしらねぇ。

いただいたサポートは我が家の4匹のうさぎのお野菜代に充てさせていただきます(*'▽') むしゃむしゃー!