明るい色を着ると気分も明るくなるよね

5年くらい前にパーソナルトレーナーになろうと思って、アメリカで大学のクラスを受けて単位を取ったのだけど、当時は筋トレにランニングにめちゃめちゃ燃えていたのでカラフルなワークアウト用のウェアをいっぱい持っていました。

その後引っ越してある日ミニマリズムにはまり、ピンクだの黄色だのブルーだの色があふれるクローゼットが全然「ミニマルじゃない」という理由でカラフルなものは手放し、手持ちの洋服はだんだんと白黒グレーになっていったわけです。

そこから月日は巡り、ある日白黒グレー(たまにネイビー)の並ぶクローゼットを見ながら思ったわけです。確かにコーディネートはしやすいし、着回しはしやすい。そして写真映えもする。しかしこれを着ても心が躍らない、と!!!

特に顕著だったのがワークアウト用のウェア。なぜならジムではみんながみんな揃いも揃って黒のレギンスを履いているから。まあ、黒のレギンスはテッパンですけどね。

黒のレギンス、白いシャツ、グレーのタンクトップ。そういうのは着回しはしやすいし無難だけど、もっとばばーん!とピンクとかレモンイエローとかが着たい!と思うようになって、わたしのワードローブには少しずつまた色が戻ってきました。

日本で外を歩くならいざ知らず、ここはアメリカ。何歳になっても好きな恰好をして歩くのが許される国(笑)ましてや最近はみんな普段の生活でもヨガウェアを着て外を歩いてるのが普通になってきたので、わたしもワークアウト用のウェアばかり着て暮らしています。

やっぱり明るい色を着ると(ワークアウト用のウェアに限らず)気持ちが上がるし元気な気持ちになれるから色のパワーってすごい。オットには「やっと鬱を抜けたんだね、キミがまた明るい色の服を着るようになって嬉しいよ」と言われて笑ってしまいましたが。

でも少ない数の洋服で、色数も絞って、とか考えていた頃の自分より、今多少枚数が増えようが色がカラフルだろうが、気分のあがるものを着てニコニコしている今の自分の方が好きです。

好きなもの、自分を幸せにしてくれるものは人のものさしじゃなくて自分で選んでいいんだよ、ということに一周回って気が付いたというお話でした。

ちなみに大学で単位を取ったものの、飽きっぽいわたしは単位を取ったとたんに「もういいや」ってなっちゃって結局トレーナーにはなれずじまいでした。いや、今からまた資格を取ってもいいんだけど、フィットネスに対する情熱がなぜか砂に吸い込まれる水のように消えてしまったのでね・・・。

今でもランニングしたりワークアウトは嫌いではないし、身に着いた知識は無駄にはならないと思うので、今のところはまあいっかと思っています。どうしても将来やりたいとまた思ったらその時に再度チャレンジしてもいいしね。

いただいたサポートは我が家の4匹のうさぎのお野菜代に充てさせていただきます(*'▽') むしゃむしゃー!