故郷で家庭菜園をしている叔母が
たくさんあるからと送ってくれた紫蘇で
初めて紫蘇ジュースを作ってみた。

煮立てたお湯に紫蘇を入れると
お湯が黒くなる。
そこへクエン酸を加えると
パッと鮮やかな色に変化する。

その変化が面白くて
まるで理科の実験をしている子供のように
はしゃいでしまった。

色が変わるのは理屈ではわかっているけれど
実際にやってみるととても楽しい。

出来立ての熱々を
氷を入れたグラスへ注ぎ飲んでみると
その美味しいこと！

こんなに簡単に美味しく作れるのに
どうして今まで作らなかったのだろう。

亡き母が作っていたころは
できたものをいただくだけだった。

叔母は
「（母が）生きていたら色々送ってただろうに」と
たびたび畑で取れたものを送ってくれる。

私もそれを想って少し寂しくなることもあるけれど
叔母が気遣って色々送ってくれることが
心からありがたい。

まだまだ続きそうなこの夏の暑さだけれど
紫蘇ジュースを飲んでいたら
なんだか乗り切れそう。

送ってもらった紫蘇もたくさんあるので
科学実験もまだまだ楽しめそうだ。

Daisy*

＊読んでくださり、ありがとうございます。