【独学・社労士試験】合格した年の勉強内容とスケジュール
こんにちは、damaです。
2022年、初めて社労士試験を受けるも、不合格。
2023年、再受験に挑み、合格。
どう戦略を立て直し、勉強したのかを、いち記録として残しておきます。
勉強方法は千差万別ですが、もし参考になる点があれば…幸いです。
1年間のスケジュール
ざっくりとですが、こんな感じでした。
9〜10月 敗因分析 + 本試験の復習 + 年アド3級に全振り
11〜3月 全科目1回転
4〜8月 総復習
それぞれの時期にやった内容を、順にまとめていきます。
9〜10月
敗因分析
初受験が叶った2022年。
その年の結果は不合格でした。
自分なりに努力してきたつもりだったから、本当に悔しかった。
ただ、独学でも少し希望の光が見えた気がして、もう1年頑張れたらもしかして…という気持ちも芽生えていました。
色々な気持ちが揺れ動きましたが、家族の了承もあり再挑戦を決意。
シャロスタのリスタートゼミで学んだ、敗因分析に真面目に取り組みました。
傷口に塩を塗るようでツラい作業ですが、過去の失敗の中に成功するヒントが必ずある。そう教わりました。
反省点としては、以下のとおり。
反省を元に、戦略を立てました。
本試験の復習
社労士24の金沢先生の解き方動画(Youtube)を参考にしました。
年アド3級の勉強
年金科目を得意にしたかったのと、「合格」慣れしたかったのとで、年金アドバイザー3級を受けることを決意。
10月の末までは、年アドの勉強だけをしていました。
簡単ではなかったですが、社労士試験とは別の視点で年金科目を見つめることができて、個人的にはとても有意義でした。
無事合格でき、努力が報われるという成功経験が得られ、自信にも繋がりました。
↓これはほんとにそう。
11月〜3月
全科目1回転
労基から社一まで、全科目を順番に回して1回転しました。
全科目1回転させるやり方は、1年前とほぼ同じです。
↓使った教材一覧
具体的には、過去10を解いては、該当箇所のテキストを読んでいました。
※私はこの年、既に初学ではなかったので、比較的スピーディーに1巡目ができたと思っています。
過去10を解く際には、以下のように印をつけていました。
△と✕問には付箋を貼って、翌日再度解くこともセットにしていました。
テキスト読みの際は、1周目なので色ペンは使わず、鉛筆で線を引きつつ読むようにしていました。(これが後の総復習時に役立ちました!)
判例に触れる
敗因分析の結果、判例慣れしなさすぎていたので、今年はとにかく判例と出会う頻度を増やそうと思いました。
「イラストでわかる労働判例100」を早い時期に購入して、辞書的に使っていました。
労基、労災、労一など…各科目を進める中で、判例に出会ったら必ず判例100をチェックする。そうやって、まずは判例に慣れさせました。
目的条文に触れる
シャロスタの教えで、その日の勉強を始める前に、その科目の目的条文を読んでいました。
直前期に慌てないようにするために…
4月〜8月
全科目1回転を終えて、総復習のフェーズに入ります。
1年前と比べて、新たに追加したこともいくつかあります。
問題演習
・過去10に付箋を貼った△と✕問を、全部解き直し。
・「ごうかく社労士基本問題集」を使って、五肢択一で解く練習。
・フォーサイトさんのYoutube(eライブスタディ)に参加。
※去年はフォーサイトユーザーでなくても自由に視聴できたのですが、今年から会員限定になっているようです…。コンテンツの質が高くて、本当に勉強させていただきました。
まずは過去問をマスターすることを意識しました。
模試
結果的に全部で4回受けました。
・LEC 全日本公開模試×3回
・クレアール ヤマ当て模試×1回
模試として取り組んだのはLECの1回目&2回目。
Lecの3回目&ヤマ当て模試は、問題集として取り組みました。
▼5月→LEC模試1回目。
去年の反省から模試を受けるのが遅すぎた点があったので、今年は全科目1回転が終わったタイミングで、まずは模試を解いてみよう!と思っていました。
結果、自分の立ち位置を把握でき、弱点のあぶり出しにも繋がったので、5月に一度模試を受けたことはプラスでした。
良くも悪くも模試の結果がブースターとなり、エンジンを再燃させてくれました!
▼6月→LEC模試2回目。
5月の模試から、どれくらいレベルアップしたかを計測。
▼7月→LEC3回目 + ヤマ当て模試。
1日3科目(25分×3科目)などと、科目を区切って時間を計りながら解いていきました。
▼模試の復習
どの模試にも言えることですが…復習にしっかり取り組みました!!!
(実は私は復習の仕方が甘く、シャロスタの先生に喝を入れてもらったことが…良い思い出です笑。)
・正解した問も、間違えた問も、一つずつ確認。
順番としては、間違えた問を優先して復習し、全部終わってから正解した問を復習しました。
一問ずつテキストに戻って、関連箇所を読み込んでいました。
・1つの模試を3回は解き直し。
模試の復習は、びっくりするくらい時間がかかりました笑。
それと同時に、1年前の自分は、全然模試を活用できていなかったことを思い知りました。
▼苦手論点のリストアップ
模試で炙り出された苦手な論点、覚えなければいけない項目は、1つづつ大きめの付箋に転記(殴り書きレベルで良い)し、1冊のノートにまとめて貼り付けていました。
さらに、重要度の高いものは、トイレや洗面所にも貼っていました。
判例・目的条文
この2つは、全科目1回転目のときからちらちら触れるようにしていましたが、更にギアをあげて取り組みました。
▼判例
1日4コずつなどと決めて、計画的に読み進めました。
「この判例は、どの法律のどの部分に関係しているのか?」を意識するようにしました。
場合によっては、テキストの該当箇所に戻ったり。
初期から判例に触れていたおかげで、判例に対する苦手意識がかなり小さくなり、さらに判例を読む上で「特徴的なワード」になんとなく気づけるようになった実感を持てるようになりました。
▼目的条文
シャロスタの読み上げ動画を毎日シャドーイングしていました。
音声講義でも、目的条文の成り立ちを説明してくださっていたので、そのあたりも意識しました。
白書統計・法改正・横断整理
正直に言うと、1年前はこのあたりの対策を全くしていませんでした…
(していないというか、そこまでたどり着けませんでした)
市販教材を適宜プラスして補いました。
▼白書統計
・大原単価講座「労働経済・厚生労働白書まとめ」
・月刊社労士受験 6月号
▼法改正
・月刊社労士受験 6月号(上と同じ)
・クレアールの無料動画(ヤマ当て模試の受験特典だった気が)
▼横断整理
・社労士V 4月号
・クレアールの無料動画(ヤマ当て模試の受験特典だった気が)
ちなみにクレアールさん、模試も無料だし、解説冊子も特典もすごくクオリティが高くて感動しました…!
机以外での勉強
・外出時は、シャロスタの音声講義を聴く
・お皿洗いしながら、目的条文をシャドーイング
・子どもと遊びながら、弱点ノートを眺める
・トイレや歯磨きの間も、苦手論点を思い出す
・スマホで秒トレアプリ、Twitterで問題を解く etc…
〇〇をする時は、✕✕をする、というように固定(習慣化)していました。
机に向かうよりもハードルが低い、気軽に取り掛かることができるメニューたち。
勉強時間としてあえて記録しないことで、始めやすく止めやすい、勉強と私生活の中間的なポジション付けにしていました。
まとめ
勉強方法は千差万別。
合格を目指すまでの道程は、受験生の数だけある。本当にそう思います!
それでも、テキストと過去問がベースになることは間違いないと思います。その上で、自分に足りないものを追加していくと良いのかも。
恐れ多くも、これが勝因だったかな?という点を挙げるとすると、敗因分析に基づいた戦略をたて、実行できたことかなぁ…と思います。
世の中には様々な教材があり、隣の芝生が青く見えることも多いです。
本試験が近づくにつれ、あれもできてない、これもできてない…
と、もれなく私も不安になりましたが、まずは手持ち教材を反復して仕上げることに集中しました。
結局は、通学だろうと、通信だろうと、独学だろうと、
手段が異なるだけで、目指す場所=合格はみんな一緒。
自分に合った教材を見つけ、最後まで信じ抜いてやる切ること。
それが一番の近道なのかもしれないなと、感じています。
長々と書きましたが、読んでくださりありがとうございました。
陰ながら、社労士受験生の皆様の合格をお祈りしています!
ファイトー( ・ᴗ・ )⚐⚑⚐オー
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