はじめに

　どうも、2022年3月30日にTwitterアカウントが凍結したトゥーンベリ・ゴン改め、サンサーラ・ゴンです。

凍結した瞬間は、電車の中で身体震わせて泣き腫らし、「月曜日のたわわ」ならぬ「水曜日のチワワ」になっておりました。

一時は引退も考えましたが、子供達の未来のため、誰かがこの役目を果たさねばならないと思い...モゴモゴ

なんて見苦しい言い訳はしません。

アカウントが凍結し、絶望の淵に立たされ、目の前が真っ暗になり、涙で前が見えなくなったとき、スマホから小さく声が聞こえてきました。

「戻るぜよ」

リア友が、私という存在を風化させない為に、トゥーンベリ・ゴンを取り上げ続けてくれました。

「戻るぜよ　あん世界へ戻るぜよ！」

これらのツイートが文字から音となり、私の脳内から声が聞こえました。

「戻るぜよ　あん世界へ戻るぜよ！」

ハッキリと声を聞いた瞬間に、一気に目の前が明るくなり、目前の景色が変わりました。

そうだ、私のいる世界はここじゃない。皆が私の帰りを待っている。私の助けを待っている。

生きるべき世界で役目を果たさないと！

俺は俺の責務を全うする！！
ここにいる者は誰も死なせない！！

飛び交う憶測

　開幕から好きな作品を詰め込み過ぎました。凍結してから死ぬほど暇だったんです。許してください。

さて、突然のアカウント凍結に混乱されてる方も多いと思います。実際、タイムライン上でも数多くの憶測が飛び交い、中には自称ゴンを討ち取った英雄まで登場しました。

水曜日のチワワと凍結理由の説明は置いておいて、まずはそれらの証言や憶測を全て訂正していきます。

① 寿司ペプシ侮辱罪

いや、なんでやねん。笑

こちらはフェミ騎士のゴクラクトンボ氏の「KuToo裁判勝利飯」の話だと思いますが、私は全く侮辱しておりません。

もちろん寿司にペプシが合うわけはなく、めちゃくちゃセンスの悪いチョイスで、どんな味覚しとんねんとは思いますが、あくまでも寿司ペプシは個人の好みの問題で、個人の自由です。

② 版権系

これも全く違いますね。凍結画面の表記は、機種やプロバイダの違いによるもので、私の凍結に版権は全く絡んでおりません。

よく勘違いされますが、私のアイコンは私の似顔絵です。いつも素で髪の毛がツンツンなんです。

よくどんな髪型しとんねんと言われますが、これも個人の好みであり自由です。

③ 人種差別発言

こちらも凍結理由ではありません。ネット上で凍結理由として出されているツイートはこちらになります。

こちらのツイートは2015年にしたもので、かなり前に謝罪し、削除しております。その為、通報は刺さりません。

もちろん「通報が刺さらないからOK」「謝罪したからOK」という問題ではありません。

差別と取られるような発言をした事を悔い改め、精進していきます。

④ 藤井さんにラードを送り付ける行為

え！？待って下さい。私は藤井さんにラードを送り付けていませんよ！？号泣

⑤ やり返されたってだけ

いや、「粘着されてた俺」って、お前マジで誰？笑

⑥ 豚の金○おじさん

夜神月ぶってるところ申し訳ありませんが、この通報こそ1ミリも凍結に関係ありませんね。

そもそも「豚の金○おじさん」で凍結するなら、豚の金玉の画像を他人に送り付けて回っていた本人も凍結します。

ちょっと私が死んでるからって、勝手にゴンを討ち取った英雄にならないで下さい。ずるいやつだな！

アカウント凍結の真実

　これら全てが凍結の理由でないとすると、いよいよ迷宮入りですね。てか凍結理由は張本人の私にしか分からないので、第三者が何を言っても推測の域を出ません。

では何故トゥーンベリ・ゴンは凍結したのか？どれほどの罪を犯したのか？

私は誰よりも強くTwitterを愛し、この２年半のほぼ全ての時間をTwitterに捧げてきました。神に誓って、凍結になるようなツイートはしていません。

それでは、凍結した理由を発表します。

　その日、3月30日は私の誕生日でした。誕生日といっても、おじさんの誕生日など誰も興味がありません。

ましてや水曜日というド平日です。普通に仕事して、嫁（妻）に手料理を作ってもらい、ショートケーキを食べるという、ささやかなお祝いをしていました。

Twitterでも誕生日であることは誰にも言わずに、タイムライン上に流れてくる風船を眺めて1人でニヤニヤしていました。

子供達がバースデーソングを歌ってくれて、ちょうどケーキを食べ終わった頃、Twitterから大量のメールが届きました。

な、なんだこれは！？

一体なにが起きたというのか？パニックになりつつも、完全に嫌な予感がしました。ちょうどその日の朝、違反を取られていたからです。

朝っぱらから昇天後のおちんちんで違反を取られていたので、メールを見た瞬間、半分死を覚悟しました。

このままではおちんちんだけでなく、私のアカウントが昇天してしまう！！！急がないと！！！

この時点でTwitterアプリは固まっています。半ベソをかきながら画面を開くと、順番に違反した画像が出てきました。

ええ！？乳首に釘！？

これは2年前、伝説の匿名フェミ『くじら』氏が、「乳首に釘」と検索しただけで残虐な画像が出てくるよ！とツイートして、それに対して私が「そんな状況がねーよw」とツッコミを入れたツイートです。万バズしました。

目から鱗でした。くじらの呪いなのか？リプでも引用でもない普通のツイートで違反が刺さるなんて。そして、なぜ今になって刺さるんだ...。

悲しんでいる暇はありません。朝のこともあったので、なんらかの通報攻撃を受けている事は間違いない。

早くロックを解除して、違反ワードのツイートを削除しないと凍ってしまう！！！

動揺しながら証拠のスクショを撮り、次の違反へと進みました。

まだ舞える。まだ...。

な、な、な、なんだと！？！？

乳首と釘でバズりたくないという私のお気持ちすらも刺さってる！！

これはヤバ過ぎます。乳首に釘が刺さるだけでなく、私のアカウントに通報が刺さりまくってます。

もう止める事は出来ません。「乳首に釘」のツイートが刺さるなら、リプは刺さって当然です。いや、当然じゃないけど！！もう、この時点で感覚は麻痺してます。

とにかく次へ進まないと！！次へ進んで、五十嵐博氏みたいに「次に進んでんだけど？」とドヤ顔で言うんだ！

おい！！！なんの話だよ！？

自分でも全く記憶にありません。しかもこのリプ、くじらのツイートよりも日付が古いです。

え？待って！！！！マジで待って！！ガチで文字通り命がけの乳首になってる！！

こんなところで命をかけたくない！死にたくない！

記憶にもないリプに命をかけたくない！なんの話だよ！？助けて！！

てか乳首ってそんなにアウトなの！？身体の部位やん！とにかく急がないと！時間がない！！！

こんな所で終わるわけには行かない！
そう！私はアルファツイッタラー！！

...どうすんのこれ。

分かりますよ？確かにこれは「乳首で感じることが出来ない＝未熟」みたいな差別的要素が暗にあったかもしれません。でも違反まで行きます？

謝るから許して下さい。乳首で感じるマウントしてすみませんでした。二度と言いませんから...。

はあ...。もう乳首はダメなんだな。分かった。覚えた。もう乳首という単語はTwitterでは出したらダメなんだ。

言葉狩りどころか乳首狩りだよ...。Twitter社の役員は乳首に親でも殺されたんですか？？

悲しんでる暇はない。進むしかない。

よし！このツイートも消した。あと2つ。あと2つツイートを消せば復旧出来る。

進め！進め！振り返る日のために！！

んもう！！！！！

く、くそおおおおおおおおおおおお！！！

また乳首に釘かよ！？しかも乳首に釘と書いた理由を説明してるだけなのに！！2つともかよ！！

マジで私のアカウントに通報が刺さりすぎてる！！

刺さるのは乳首だけにしてくれ！いい加減にしろ！！！こら！！！！

乳首にも刺したらダメだけど！！いや、個人の自由だけどさ！！！

ああああああああああああああああ！！！！

死にたくない！２年半も本気でTwitterやってきたのに！！死因が乳首なんて、あまりにも無駄死に過ぎる！犬死だ！！！

悲しすぎるだろ！？そんなの！！！

はい、取り乱してすみませんでした。

全ての違反を消し終わった私は、自分のアカウントの検索欄に真っ先に「乳首」を入力しました。

スクショは撮り忘れましたが、すごい量の乳首ツイートがありました。

［くそ！どんだけ乳首のツイートしてたんだよ！］

違反した乳首ツイートは氷山の一角だったのか！？

後悔しても仕方ないので、急いで消しました。ついでに違反ワードと思われるツイートをほぼ全て消し終わる頃、その時は突然やってきました。

［あれ？画面が固まった。もっかい立ち上げるか。］

こうして、私の10年間のTwitter人生は幕を閉じました。

『寝耳に水』ならぬ『寝乳首に氷』なんて存在するんですね。

［ああ...。やっと、やっと人気者になれたのに。初めて多くの人から評価されたのに...。］

背景の花見ツイートにムカつきましたが、彼に全く罪はありません。

［終わった。もう私のTwitterは終わったんだ...。］

フォロワーのみんな、今までありがとう...。

Twitterしか楽しみのない悲しい男は、こうして誕生日にその全てを失いました。しかも、乳首で。

10年かけて積み上げた1.6万ものフォロワー数は一瞬で０となり、世界一悲しい風船がホーム画面を埋め尽くしました。

　あ...諦めて...

たまるか...

駆逐してやる

この世から

1匹残らず

...オレが...

この手で...

伝説はここにある。

サンサーラ・ゴン

#エッセイ
#コラム
#イラスト
#フェミニスト
#フェミニズム
#だったらテメェが避けろや