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東大のキャンパス耕してみた

通学・通勤って億劫ですよね。何のために家を出て電車に揺られて毎日のように移動せねばならんのだと。遅刻出来ないからやたら家を早く出ないといけないし、本当に憂鬱になる。主宰も通学が大嫌いです。じゃあキャンパスに行くと楽しみがあったらいいのではないかと考えたのです。キャンパスに行くと友達に会える?なんかモチベーションとしては良さそうですが、主宰の腰はかなり重い方です。そんなんじゃ動かない。じゃあ何がいいか。無料でメシが食えるとかだったら良いのではないでしょうか。そういうわけで、キャンパスの空き地にサツマイモを植えてみました。勝手耕作上等。

空き地を畑に

勝手耕作って知ってますか?アレです。ワイドショーでたまに取り上げられてる河川敷で勝手に設置された畑みたいなやつです。要は「アウトロー」な農業ですね。空き地を遊ばせておくのも勿体ないので、勝手に野菜作っても良いでしょう。

自己弁護しておきますと、ゲリラ・ガーデニングというものがありまして、要は荒れ果てた公共空間に草花(野菜も含む)を植えてしまおうという運動ですね。これは戦術的都市主義(タクティカル・アーバニズム)の一つに数えられているのですが、公共空間の主体的な管理という意識から生まれたものなんです。学生が主体的にキャンパスという半公共空間を管理するという意味ではうってつけのテーマですね。そういうわけで勝手耕作を初めてみることにしました。

空き地の雑草全部抜く

生い茂る雑草。

全部抜いていきます。おりゃっ。
手と足がめっちゃかぶれました。多分ツタウルシですね。ステロイドを塗り塗りして痒みに耐えます。

耕す


四字熟語に晴耕雨読ってあるじゃないですか。今まさにそれやってます。梅雨入りすると雨が多くて本読むくらいしか出来ないし、晴れ間を縫って土地を耕してしまう。すごく文化的な生活ですよね。耕す(cultivate)と文化(culture)は同じ語源というのはクリシェかもしれませんが、鍬を振るっている間はこれが何十回も頭を駆け巡っています。筋肉痛になりました。たすけて。


石取り


イモが変な形にならないように石を取ります。石が多い土壌みたいで、かなり難航しました。コンクリやゴミも埋まっていて地獄でしたね。石を取ろうとしたら鍬の柄が折れてしまう悲劇も。

植え付け

最後に、畝を作り、サツマイモの苗を植え付けてついに完成です。水捌けが良いように高畝にしました。思えば、草刈りを始めてからわずか10日で植え付けに至るという恐ろしいスピードでした。

雑感

非常に雑な思いつきで始めた勝手耕作ですが、のべ十数人の人に参加していただき、畑はスタートを切ることが出来ました。勝手耕作はスタンダードからの逸脱という「だめ」そのものです。これからも支配からの自由、自主管理を徹底しただめ畑を支援して頂けるとありがたいです。

宣伝

一二郎池で定期的に釣りをやっています。きてね。

カンパも受け付けています。Amazonほしい物リストにだめライフ活動に必要な物品を載せております。だめライフの活動に共感して下さる方は是非支援をお願いします。


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