先月、春のDA MONDE TRAILが無事に終了しました。
会場の片付けや事務作業も終わり愛知県民の森は元通りの静かな森へ、私たちも普段通りの生活へ。
魔法が解けるかのように日常を取り戻す中で、みんなで賑やかに集ったあの雨の日がなんだか夢であったかのような…そんなふうに感じてしまいます。

そんな春のDA MONDE TRAIL は、数年ぶりにゲストランナーをお迎えしての開催となりました。

地元 新城市出身の「箱根の戦士」脇田幸太朗くん。

実は脇田くんとは、娘がお世話になっている新城市のランニングクラブで何度かお話をさせていただいたことがある…そんな繋がりがありました。

今年の冬、ランニングクラブに顔を出してくれた脇田くんに春のDA MONDEでのゲストランナーをお願いしたところ
「喜んで！ぜひ参加させてください！」
と快諾していただけました。

脇田くん自身DA MONDEにランナーとして参加してくれたこともあるということで大会当日までの様々なやりとりの中でも常に前向きに「楽しみにしています」と言ってもらえていたので、私もゲストランナーをお迎えしての今回の大会運営はいつも以上にワクワクしました。

当日ゲストとして走るにあたりどのようなペースで走れば良いのか…といったことを脇田くんから質問をされた時、こちらから一つだけお願いをしました。

参加するランナーの皆さんとコミュニケーションをとりながら気軽に楽しく走ってください！走ることもブースを覗いてみたりすることも、とにかく会場全体を楽しんでほしいです！
…と。

迎えた大会当日、ニコニコ笑顔で会場でファンの皆さんとお話をされたり写真撮影に応じる脇田くんの姿が会場のあちこちでたくさん見られました。

走る姿…やはりかっこいい。

走ったり、ファンと交流したり時にはMCはやっちの無茶振りにも笑顔で答えたり笑。
ゲストランナーでお迎えしているにも関わらず、最後は表彰式のプレゼンターやじゃんけん大会までお任せしてしまい…
それでも、終始笑顔で大会の最後の最後まで参加していただきました。

大会終了後、我々スタッフのところまで挨拶に来てくれた脇田くん。
「すごく楽しかったです！！またよろしくお願いします！！」
と最高の笑顔と共に嬉しい言葉をいただけました。

それと同時に…
「あぁ、楽しんでもらえてよかったな。」
となんだかすごく安心しました。

ゲストランナーとして特別な扱いをしてしまって、ゲストと参加者の皆さんとの間に「距離感」が生まれてしまうことがないように。脇田くんが参加者の皆さんと楽しい1日をシェアして過ごしてほしいなぁ…とずっと思っていました。

地元新城市を離れて厳しい競技の世界で頑張ってきた彼に、この地域で暮らす大人として
「お疲れ様！お帰りなさい！」
という気持ちを大会を通じて送りたかった。
そんな思いが私の中にありました。

これから先、彼が新城で暮らすことを選択してくれたならもちろんのこと、またそうでなくても
これからを繋いで行ってくれる若い世代の彼のことを私たちは応援し続けるでしょう。
そしてDA MONDE TRAILで交流できたことをきっかけに、私たちが知らなかった世界を経験してきた脇田くんからもっといろいろお話を聞いてみたいし教えてほしい！！
そんな世代間の交流が私たちが暮らすこの地域の活性剤になっていくのだろうなと思います。

脇田くん、DA MONDEに来てくれてありがとう。
またよかったら、私たちと一緒にあの森をゆっくりゆっくり歩きながら 脇田くんの目から見た感じた様々な世界のこと、いろいろなお話を聞いてみたいです。
本当にありがとう、そしてこれからもよろしくお願いします！