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【絵本感想】『ぼくのたび』

今回、紹介する絵本はみやこしあきこさんが書いた『ぼくのたび』です。

あらすじ

ちいさなホテルで働くぼくは、まだこの町しか知らない。
だけどいつか、大きなかばんをもって、この町をでて、この国をでて......
旅への想いをかきたてるリトグラフの絵本。

みやこしあきこさん

1982年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学卒業。
大学在学中から絵本を描きはじめる。
2007年より1年間ベルリンに滞在。
2012年『もりのおくのおちゃかいへ』(偕成社)で、第17回日本絵本賞大賞を受賞。『よるのかえりみち』(偕成社)で、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞を受賞。作品に『ピアノはっぴょうかい』『これ だれの?』『ぼくのたび』(ブロンズ新社)、『のはらのおへや 』(ポプラ社)、『かいちゅうでんとう 』(福音館書店)他多数。
1児の母。東京都在住。

最後に

絵本の主人公の”ぼく”は小さな町から出たことがない。
”ぼく”が経営するホテルに知らない国からやってくるお客さんからその国や町でのことを聞き、時折、外へ飛び出したくなる。
夢の中で今まで行ったことのない場所へ旅をする。

自分がまだ行ったことのない場所の話を聞くのは楽しい。
私も”ぼく”と同じように旅行の話を聞くと、いつか行ってみたいという気持ちになる。
”ぼく”が旅に出るのがいつになるのか分からないけれど、いつか叶える未来を想像するのは楽しそうだと感じた。

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