「公務員から民間企業へ転職する方の転職戦略」①~メリット、デメリットと大切なポイント~
こんにちは。良ちゃんこと良平です。
現在34歳。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に貢献しながら多くの仲間とそれぞれのやりたい事をコミュニティ化し「村」を創るというビジョンを掲げています。
このアカウントでは自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロスポーツ選手の紹介から、転職活動中の方への情報提供と、日々の仕事やプライベートに活かせる気づきを書き起こしています。
有難いことに、以前、「リーマンの処世術」にマガジン登録いただいたり、最近、出し始めている有料記事がNoteから表彰されるなど、少しずつですが好評価を頂いています。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、最近私がサポートしている求職者でもあった
「公務員から民間企業への転職」について大切なポイントを紹介させていただきます。
1.公務員から民間企業への転職のメリット
結論、転職のメリットは大きく2つあります。
(1)ITリテラシーやビジネスマナーが身に付けやすい
どんなお仕事かによりますが、公務員はパソコンを全く使わない業務も結構ありますので、民間企業へ転職するだけでPCに触る機会がかなり増えやすく、ITリテラシーが高まりやすいです。
人間は、毎日使っているものはある程度のレベルまでは引き上げる事ができます。
また、特に意識しないでも済んでしまうビジネスマナーも、社外や会社の先輩・上司との関係がより綿密に、より頻度が増えるケースが多いので、
自然とマナーも意識する環境になり、習得しやすくなるでしょう。
(2)将来のキャリアの選択肢が増える
良い悪いではないですが、公務員ですとキャリアの選択肢は狭まります。
公務員の中でも3~4年ごとに異動はありますが、大きな成長度は見込みづらいです。
民間企業への転職を図る事で履歴書や職務経歴書の記載内容に厚みが増し、転職もしやすくしていける自分を目指しやすくなります。
2.公務員から民間企業への転職のデメリット
(1)福利厚生や条件は劣る
公務員の大きな利点は、福利厚生や給与条件です。いわゆる「安定」は、かつてほどではないですが、公務員は今でもある程度は保証されています。
しかし、民間企業に転職すると、年功序列ではなくなり成果主義になります。
成果が出なければ、給与も比例して低い水準になります。
公務員からの転職は、未経験スタートなので、スタート年収は確実に下がります。それ以上に、先述のメリットを「無形資産」として捉え、自分の努力で積み上げる事も自分次第で大いに可能なので、そういったマインドの方は転職を成功させていきやすいです。
人脈形成や環境の変化に対応できる力は、お金に換えていける資産ですから。
(2)家族や両親から反対を受けやすい
ご家族や両親の世代では、公務員は最強の「勝ち組」であり「安定かつ安泰」というイメージがあります。その待遇や条件を捨ててまで転職を擦る事に、理解をされないケースが多いです。
しかし、親の世代と私たち20代、30代、40代の方とでは時代が違い、働き方も人生のプランニングも全く異なります。
今は間違いなく、年功序列や終身雇用は崩れ「転職の時代」です。
もちろんご家族に報告はしていただきたいですが、オススメは「事後報告」です。「事前報告」は必ずと言っていいほど反対されます。
このブログを読んでいただいている方のほとんどは、社会人の方でしょう。もういい大人です。自分のキャリアは自分で選択していきましょう。自分の人生なのですから。
そして相談先は、多くの企業情報を持ち目利きができるプロの転職エージェントが一番よいです。どんどん転職に関する情報をアップデートしていってください。
3.入念な自己分析を
これは民間企業にお勤めの方も共通なのですが、
公務員の方は特に「自己分析」を入念に行いましょう。
公務員のお仕事はどうしても、特殊な仕事も多く、言語化もしづらかったりするので第三者から仕事内容が分かりづらいものが多いです。
そのため、自己分析で整理し客観的な情報を洗い出し、職務経歴書に反映させていきます。
職務経歴書の書き方もコツがあるので、
以前投稿した関連の記事も下記にリンクを貼っておきますので
ぜひご覧ください。
今回は準備や、公務員から民間企業への転職のメリット・デメリットについて書かせていただきました。
次回は、「「公務員から民間企業へ転職する方の転職戦略」②~オススメの職種3選~」について投稿します。お楽しみに。
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