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デザインマンホールお披露目会

7月10日、広島市内のホテルで珍しいイベントが開催されました。
デザインマンホールの完成お披露目会です。

全国には、ご当地の特産品や名所・旧跡、ご当地のゆるキャラなどがデザインされたマンホールがあります。

その多くは、色付けされていませんが、市役所や町役場、道の駅付近には、色づけされたデザインマンホールが設置されています。

次女が勤務している鋳物鋳造の会社では、マンホールの蓋の製造も行っています。

最近、デザインマンホールの受注が少しずつ増えていて、その色付け作業を担当しているのが次女なのです。

次女の主な担当業務はCADと検査なのですが、マンホールの色付けを担当されていたからが3年前に退職されて、受注があると色付け作業を作業を兼務するようになりました。

かなり目を引くデザインになっているものが多いですが、所詮、マンホールの蓋です。制作されたものは、ほとんど公表されることなく設置されています。

今回のように、ホテルの会場を借りたお披露目会が開催されるのは珍しいことです。 
お披露目会には、報道関係の方が14社取材にいらっしゃっていて、当日の夜はローカル局のニュース番組で、翌日は、新聞、ネットニュースでも紹介されました。

理由は、お好み焼きのソースで有名な「オタフクソース」さんが、創業100周年を記念して、県内の各地のお好み焼きとゆるキャラのコラボデザインを制作して各地に寄贈されることになったからでした。

完成したのは、県内11か所の市町村のマンホールです。
次女は、2か月前からこの11枚のマンホールの制作にかかりっきりでした。

「今日は○○市のマンホールが完成したよ」
「今日は○○市から、ゆるキャラの色が違うとクレームが入って、やり直しになった」
一緒に喜んだり、残念がったりの2か月でした。

お披露目会は、会社の社長、部長、広報担当、オタフクソースさんを担当した営業社員が参加する予定だったのですが、広報担当の方が、
「頑張って一人で色付けをしたんだから…」と声をかけてくださって、一緒に参加させていただくことになったのです。

大雨の中、5時半には家を出て、6時半には会場入りをし、びしょ濡れになりながら搬入作業も手伝ったそうです。

「11枚のマンホールを並べ終わったときは達成感と一緒に、嬉しさがこみあげてきたよ」
夕食のときに、楽しそうに話してくれました。
お披露目されたマンホールは、これから2週間かけて、県内11か所に設置される予定です。

私も、7月の下旬から銀行の店舗改善指導で県内の支店を訪問する予定なので、11枚の作品を見つけて写真を撮ってきます。
夏の楽しみが一つ増えました。
↓のサイトでも紹介されています。


このマンホールは、G7広島サミット開催記念に制作され、広島平和祈念公園に寄贈されました。
色付けは、次女が担当しています。

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