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ヒスブル「ナオキ」再犯事件公判傍聴記・2022年8月30日(被告人・二階堂直樹)

2022年8月30日
東京高裁第12刑事部
622号法廷
事件番号・令和3年(う)第2002号
罪名・強制わいせつ未遂
被告人・二階堂直樹
裁判長・田村政喜
裁判官・室橋雅仁
裁判官・白石篤史
書記官・風間紀子

元ヒステリックブルーのメンバー、二階堂直樹による強制わいせつ未遂事件の第三回控訴審公判である。本日は判決宣告である。
14時30分前についたところ、法廷前には大量に人が並んでいて、驚いた。しかし、その大半は、14時30分に予定されていた、矢追正幸の判決公判に入っていった。8人ほどが残り、法廷前に並んでいた。
大熊弁護士が、14時55分ごろに法廷前に姿を見せる。この日は、髪を短くカットしていた。しかし、矢追の判決言い渡しが未だ続いていたため、待合室へと行った。
14時56分頃、阿曽山大噴火さんが法廷前の列に並ぶ。矢追の判決が終わり、傍聴人たちも、二階堂直樹の判決公判に並びだした。今井亮一さんも、並ぶ。結局、24人ほどが列を作った。
15時4分に、傍聴人たちは入廷が許される。
法廷内には、裁判長と裁判官、大熊弁護人、眼鏡をかけたセミロングの中年女性の検察官がそろっていた。ただ、被告人である二階堂直樹だけがいなかった。
裁判長『開廷します。本人は来ない』
弁護人『はい』
裁判長『不出頭で。強制わいせつ未遂事件に対する判決を言い渡します』
もしかしたら、被告人は出廷しないかもしれない。これまでの、法廷に姿を見せることを忌避するような態度から、そう考えていた。しかし、本当に来ないとは驚いた。
被告人不在のなか、判決言い渡しが開始された。

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