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アリゾナ危険生物図鑑②

前回に引き続き、アリゾナで出会える生き物をご紹介!
あ、基本的に私は、ヘビやトカゲが嫌いじゃないことを先に言っておきます

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そんなわけで、私が義母の家で窓越しにずーっと見惚れちゃったのがコイツ!
ヒーラーモンスター。日本名はアメリカドクトカゲと言う、大きなトカゲ。
私が見たのは30cmくらいでむっちりしていた。義母が「これは小さい方」と言ってたので、調べたところ、50cmくらいになるトカゲ。
色は綺麗なピンクと、ほぼ黒みたいな濃い茶色。
大体むっちりしてる。
体は、この模様からインスピレーションを得ましたって言って、アーティストが何か作り出しそうな、ドット絵のようなカッコよさ。
ドット絵とクロスステッチ好きな私のハートを射抜きにきている。
爬虫類ダメじゃなければ、ちょっと調べてみてほしい。自然がこの模様を作り出したとは凄すぎるよ!って思う写真が見れると思います。

そして、焦らずゆったり動く、余裕のある感じ。
触ったら、冷たくて気持ちよさそう!
もっと近くで見たい!

と、思ったものの、このアリゾナで、知らない生き物に近づく前には発見を報告せねば。
夫と、義母に報告したところ、
「Don’t touch!」
と言われました。
そしてヒーラーモンスターの危険性をこんこんと説明された。

そうですね、たいていの自然の生き物は触ってはいけない。
見てるだけ。
私と彼らには、見えない壁がある。
今回は物理的に、ガラス戸もあったわ。

ヒーラーモンスターは口のところにいろんなバイ菌を持っていて、指の股の水掻きのような薄いところを狙って噛んできて、それが人間の体に入って感染症を起こしたり、ドクトカゲだけあって、毒も持っているので、痛みや腫れ、眩暈、ひどいとアナフィラキシーを起こしたりするそう。
ゆっくりにみえて、噛み付くときは素早いらしい。
怖い。アメリカで病院のお世話にはなりたくない。なぜなら、私には病院のエアコンが効きすぎて、寒すぎて、それだけで体調を崩す。

賢い私は窓越しに眺めました。義母の家は窓が大きくて、よく観察できる。
ヒーラーモンスターの方も、窓から見えやすいところを歩いてくれる、モデルばりのサービス精神旺盛なタイプ。
私は思う存分、歩きを眺めて写真を撮り、アリゾナ危険生物図鑑の新しいページを嬉々と集めたのでした。
その間、夫は、家中の扉の鍵をチェックし、家の中に入って来ないようにしてくれていました。
助かるー!



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