温泉に行ってきたような爽快感。
みんなが働いたり学校に行ってる中で、
好きなことをしてごめんなさい！

投げ出してきた家のことに後ろ髪引かれながらも、油絵制作を楽しみました。

先生のアドバイスに従って描いていると、
1人では絶対できなかっただろう
描き方が出来ました。

円柱の立体感の出し方や線に動きをつけることなどを教わりました。

決して綺麗でも上手くもないぶきっちょな絵だけれど、悪戦苦闘しながら初めて描いた油絵なので、すごく愛着を感じます。

「はじめてにしては、しっかりと絵の具を塗っていて、あなたなかなか良いね」と、先生に言って頂けたことが嬉しかったです。

大人になるとこうして褒められることって少ないから、帰り道思い出してほんわかしました。

どうやって描くか考えながら描くことが大事だと教わりました。決して今晩のご飯のことなど考えず目の前の絵のことに集中しましょうと。

まさに、夕飯のことを考えながら描いていたので、ドキッとしました。先生エスパー⁉️

それができるか出来ないかじゃなくて、まずはやってみようとすることが大事。

大抵が思うようにいかないんだけれど、それを重ねていくことで上手くなるし、ふと描ける時がくるんだって。

先生の教えは何だかどれも生き方に重ねることができて、絵を描く感覚は日常生活に活かせそうだなと思いました。

全然実用的じゃないようで、アートって生きることと深く結びついているように思います。

家のことも自分のこともまともにできないくせに、呑気に絵なんて描いてって言われるかもしれないけれど、わたしにとっては大切な時間だなって思いました。

こんなんなら、もっともっと早くに始めたかったくらい。

でも、きっと今の先生が合っているしタイミング的にも今だったのかなって思います。