先輩のリベンジ3
親には前もって、短い奇抜な髪型にしたい。厳しい小笠原先輩には許可を取り、先輩は渋々承諾してくれた。旨、何度も言っておくように命令していた。
そしてこれから明子ちゃんの本番がはじまる。
私は会社に入り、茶髪ロングから、無理矢理あの床屋に連行されて、耳が半分出る刈り上げワカメちゃんにされたこと。うなじは最初3ミリ2週間後に給湯室で1ミリにされたこと、前髪はおでこの真ん中でパッツンされたことを話した。
明子ちゃんはどういう髪型にしたいの?と、わたしは優しく明子ちゃんのボブカットを撫でながら尋ねた。
ここから先は
1,518字
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?