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【DANRO HOME】今ある感情を愛でる時間「手紙×対話」開催しました!

実践型対話スクールDANROが運営するコミュニティ「DANRO HOME」
「ここはワタシにもどれる場所」をコンセプトに、心で感じ、自分を知り、願いのままに新しい一歩を踏み出すことのできる場所として、2023年4月よりスタートしました。

今回は、DANROをきっかけに生まれたイベント「手紙×対話」を主催した、廣田彩乃さんにお話しを伺いました。

イベントを主催した彩乃さん

「手紙×対話」がうまれたきっかけ

蒸し暑さが残る7月下旬、夏の夜。名古屋市にある週末限定のデカフェ珈琲店「夜のよりみち」で、「手紙×対話」が開催されました。
主催者は、人生の節目を遺すインタビューライターとして活躍中の廣田彩乃さん。イベントをしてみての今の想いを伺いました。

会場となった「夜のよりみち」@名古屋
DANRO winterメンバーひろとくんと弓達くんが営む週末限定のデカフェ珈琲店


ー今回の企画を発案したきっかけは?

私には、「自分の人生を愛おしく思える人を増やしたい」という想いがあります。「今、自分が大事にしたい感情(想い)を大事にできること」、それはある意味、今の自分をそのまま受け止めることでもあり、”自分でよかった”と思える時間でもあるんじゃないかなって。

普段は、1対1でのインタビューという対話を通し、そのきっかけをお届けしているのですが、DANROで過ごす時間のなかで、複数人で対話するからこそ、感じられるものもあることを実感して。

対話を重ねるなかで、もっと「自分を感じる体験」を届けたい。肩書もなにも関係なく、「自分でつながれる人との関係性が生まれる場所をつくりたい」と考えるようになりました。その想いを話すと「やってみよう!」という声があり、実現することになりました。

便箋1つ1つ、細部にまで彩乃さんの想いがこめられています。

日常には意外と「自分だけのこと」に集中する時間が足りていない

ー今回、挑戦してみてどうでしたか?

ただ聴くことの力、自分のことを話せる場があることの大切さを改めて感じましたね。

印象的だったのが、今回参加されたほとんどの方が「今日ここに来るまで、誰になにを書こうか決めてなくて」とおっしゃっていて。

「手紙のワークショップ」と聞くと、多くの場合「誰に書くか」を考えてから来ると思うんです。でも、今回参加される人たちは「その瞬間、自分が感じる感情をそのままに贈ろう」とされる方ばかりで。

誰に書くか決めていない。けれど、ひとつの問いをお渡しした時、自然と溢れてくるものは確かにあって。そんな想いに気付き、その贈りたい感情に合った便箋を選ぶ姿も、綴る時間も、真剣というか、みなさん真っ直ぐな目をしてみえて。

自分の今、大事にしたい感情を書き綴る時間


書き終えた後、書いた内容ではなく、書き終えた後の今の気持ちを対話する時間では、自然と涙が溢れたり、笑顔をみせる様子がありました。

「初めまして」だけど、その人の大切にしているものを感じられる時間が、
すごく愛おしかったです。

私たちって普段、仕事や家庭、ほとんどと言っていいほど、毎日誰かと言葉を交わすじゃないですか。でも、本当に話したいことが話せているのかっていうと、それはまた違う。

どこかで、「目の前の相手のために」という優しさだったり、自分のことよりも相手のことを優先する時間が多かったりするなと感じていて。意外と、自分だけのことに集中する時間って少ないんじゃないかなって思うんです。

でも、「自分でよかった」って思える安心感って、今の自分を知れた時(感じられた時)だと思うんですよね。そのきっかけが、この対話の時間にはあったなって。相手はいるけど、いつの間にか、気付いたら自分の想いに触れている。最後に見せた、みなさんの安心されたような表情が、すごく印象的でしたね。

「今」自分が大切にしたい感情に気付いて、愛でる時間を一緒に過ごしたみなさん


自分のピュアな気持ちが聴ける場所

ーDANRO HOMEに入ろうと思ったのはなぜですか?

純粋に、「DANROでみんなと対話したい!」と思ったからです。実は、DANRO実践型対話スクールのWinterを終えてから入ることもできたのですが、私が参加したのはその3か月後からでした。

当時の私は、「ここに入らなかったら、せっかく学んだ対話ができなくなるかも!」とか「みんなに置いてかれちゃう…!」など、なんだか焦る気持ちがあったんですよね。

そこにいなかったら、私には何もなくなるかもしれない。

そんなことはないのに、どこからか湧いてくる不足感を埋めようと、繋がろうとしている自分が嫌で。だって、それって悪い意味の依存じゃないですか。

ちょうどスクールを終えて、DANRO祭が開催された時、リアルの場でみんなに会った時「あ、みんなと話したい」って、その時何かを埋めるためではなく、素直にそう思えた。今でも、その選択をして良かったなって思います。

—DANRO HOMEに入ってみて感じる魅力ってなんですか?


自分に素直でいられる場所
、かな。肩書などではなく、人と人とでつながれるフラットな関係性だったり、「参加しなくちゃ!」と頑張るものはなくて、「自分が今、なにがしたいか」を尊重できる場所だなぁと思います。


—DANRO HOMEをどんな人に勧めたいと思いますか?

・誰かのために頑張り過ぎている人
・ピュアな自分の感情を味わいたい人
・他責ではなく自責で生きたい人
・自分らしさってなんだろう?と思っている人
・人と深い対話がしたい人 …etc.

例にあげてみたけれど、特に「こんな人」はいない気がします。(こんなに書いておいて(笑))それよりも、なんかこの場所に行きたいな、とか、ここにいる人と話したいなって、そんな自分の感覚で選んでもらえたらなと思います。

その「感覚を確かめて、どう思ったか」を繰り返すことで、自分らしさって見つかって行くものだと思うから。


▼イベントの様子はこちら


廣田彩乃さん

対話者/インタビューライター
「今ここにいるひとりひとりの 今ここにある想いをつなぐ」人生の節目にこれまで歩んできた軌跡を振り返り、大切にしてきたものに気付くことで、今を愛おしむことができる。今しかない感情を言葉に遺し、未来の自分へ、届けたい人へと繋いでいます。( 公式note はこちら)


DANRO HOME

「ここはワタシにもどれる場所」というコンセプトのもと、 自分のことをもっと知りたい、 自分のやりがいや生きがいを見つけたい、 行動を起こすきっかけを探している。そんな「ワタシはワタシで在りたい」と願う人たちが、対話を通して自分自身を旅する月額制のコミュニティ。<HPはこちらから

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