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創作日記 飛鳥と平城京

先日、こんな記事が目に止まりました。

先日まで取り組んでいた聖徳太子にまつわる物語の第一稿が終わったところだったので、まさに意を得たりと感じました・・・・・・・感じたからと公募で選ばれる訳ではありませんが(>_<)

現在はその原稿を推敲しつつ、奈良時代の資料を読んでいるところです。
これは、あることを調べている時に、よく知らなかったのに奈良時代が激動だったのか、と驚いたことがありました。
それを切っ掛けに奈良の都の物語に関する構想を練り始めたのです。

間の悪いことに日経新聞で安部龍太郎氏の「ふりさけ見れば」が連載中ですが、これは奈良時代の阿倍仲麻呂の物語です。
日本の歴史に興味ある人には「ああ、あの・・・・・」とピンと来るのでしょうが、私の母などは誰だか知らずに、でも「面白い」と言って読んでいます。

奈良時代というのは短いので、一つの流れの内に終わりまで突っ走ってしまいますが、その激流が調べていくと面白いです。

光明子

奈良時代の象徴的存在であり、よく知られた人物に光明皇后がいます。
まだ平安時代と違って、大陸文化がダイレクトに上流社会に影響を与えていた時代なので、唐風の文化が色濃く表れます。
上の絵はまだ大和風ですが、イラストにはこんなのもあります。

光明皇后

おそらくは則天武后を参考にイメージしたのでしょうか。

則天武后

あるいはこんなイメージ。

則天武后2

則天武后がやや禍々しいのに比べて光明皇后が清楚なのは、光明皇后伝説などで聖人化された存在だからでしょうか。
日本人の理想を体現した存在と言っても良いでしょう。

ところが女性が選ぶ大河ドラマの主役では今やランキングに入りません。

女性としてランクインするのは卑弥呼と紫式部のみ。
個人的には推古天皇とか光明皇后、持統天皇などもドラマになるのに・・・・

ただ天皇家を描くのは難しく微妙な部分があります。
太平記なんかは見ていなかったけど「よくやったなぁ」と感心しますし、見てみたいシリーズです。

考えてみると、卑弥呼こそドラマで一年かけて描くのは難しそうです(^0^;)

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