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【無料公開】誠男子の効率化 VS 義女子の自由:家計管理編

同棲を始めた2人の、家計管理ダイアローグ

こんにちは、誠タイプライターの水中メガネ🥽です。
今回は同棲を始めた誠男子と義女子の、お金管理に関する記事を書いていきます。

同棲を開始するにあたり、諸先輩方から火消しではなく、そもそも問題が起きないように火『種』消しをせよと聞いていました。
同棲生活でよく聞く火種として『お金の管理』があると思います。毎月末にレシートを付き合わるめんどくささもさることながら、毎月このために2人の時間を使うのも勿体無いなと私は思っていました。

これをできる限り効率化したい誠タイプの思考と、その効率のために自分の自由(今回では特にお金)が手元から必要以上に離れるのは嫌だという義タイプの思考を、どのように両立させつつ解決したかについて書きます。


生活費管理の救世主、B/43

私たちは B/43 という、チャージ式Visaプリペイドカードと家計簿アプリがセットになった「家計簿プリカ」サービスを利用して生活費を管理しています。(ご利用になりたい方は招待コード: Y2KX8Fで300円もらえます!)

これは同棲カップル向けのサービスで、電子上の口座とそれに紐づいたVisaプリペイドカードが2枚届きます。それぞれが1枚づつカードを持ち、使ったらその共有口座からお金が引き落とされていきます。

使い方のイメージは下記のようなもの
①共有口座に自分たちのクレジットカードから入金
②買い物やお出かけなど2人のための出費はB/43のVisaプリカで支払う
③口座の残高からリアルタイムで支出が反映
④毎月、翌月分の生活費を入金(①に戻る)

※これは我が家の方法で、入金方法などは他にもあります。くわしくは公式HPをご確認ください。他にも便利な機能がたくさんありますよ🥽

HPより引用

なんだかB/43のPR記事のようになってきましたが、機能説明はここまで。
とても便利なサービスですが、話し合いが必要になった原因は共有口座に入金したお金は引き出すことができないことです。
なので毎月使うちょうど分くらいを入金して、足りなくなったら追加で入金するようにしようと話し合っていました。そもそも家賃の支払いにはカードを使えなかったりと、カードだけで完結はできなかったですし、少しでも楽になるからいいよね、くらいの気持ちでスタートしました。


快適さが生んだ対立

それが、使い始めたらなんと快適なことか、、、!
クレカが使えるところならどこでも使えるので、我々の買い物はほぼこのカードで完結しました。さらに支出金額と一緒にどこで使ったかがアプリ内に表示され、それぞれにメモ機能があるので、何を購入したのかなど細かくログを残すことができたんです。
そこで電気と水道代もカード払いに統一して、家賃以外はすべてこのカードで一元管理することが議題に上がりました。生活費の出口が複数あるよりも、1つに絞った方が管理しやすくなるからです。(誠タイプの思考)

そもそもなぜ電気と水道代をカードでなく、精算方式にするつもりだったかというと、
・引越しの結果、部屋数や暖房数なども変わったことから、使う金額がそもそも予想しづらいく、いくらB/43に入れておけばいいかわからない
・電気代は高騰傾向にあり、昨年の金額があまり参考にならない
・季節によっても金額が変わる
・二ヶ月に一度の請求
などから、これらは請求書が届いてから精算しようと思っていました。

この『支払いをカードに統一』するか、『請求書を見ての精算』をするかで、誠と義タイプが対立することになります。

まずこの水道電気代をカード払いにするためには、引き落とし時に金額が不足しないように、多めにB/43に入金をしておかないといけない。
しかし先述した通り、一度B/43に入金したら引き出すことができません。
ここに火種が埋まっていました。


誠男子の効率化 VS 義女子の自由

ここで『支払いをカードで一元化することで、振込や精算の工数をなくしたい誠タイプ』『多少の手間のために、自分たちの現金が使用方法を制限されるのは嫌な義タイプ』の対立が起きました。

ただこの対立が『なぜ』起きたのかを見つけるまでが大変でした。
私(誠)としては『その都度振込みするのも、精算するのもめんどくさいし、カードでまとめられるなら、多少多く入れておいてもメリットの方が多いだろう』と思っていました。
また、同棲のための支出が毎月固定されることもメリットでした。それまでは『口座に入れる金額は固定費』そして『電気水道代は変動費』として扱わなければならなかったものが、一括して固定費として扱えるようになります。固定費になれば、自分がその他のお金をどう使うかも自由に計画を立てられるようになるので、いろいろな計算がしやすくなります。

しかし『振込みするくらい別に手間と思わないし、精算だって二ヶ月に1回なんだから、そんなに面倒くさくないよ』と相手(義)から返ってきました。
この片方にとっては面倒くさいものが、もう片方から面倒くさくないものだ、と対立していたときが大変でした。。。
何を面倒とするかは価値観が違えば当然異なり、終着点はどちらかが譲歩することになってしまいます。

しかし!そもそも火『種』を消そうとして始めたことに、どちらかの譲歩が必要なのであれば、1番大きな目的が達成できていないので本末転倒です!

そこで話しを続けていくと、めんどうくさいかどうかの議論ではないことが見えてきました。本当は『引き出せないお金をどう評価するか』の問題だったのです。
簡単に表すと
誠:支出管理のシンプルさ > お金がB/43に貯まる
義:支出管理のシンプルさ < お金がB/43に貯まる
ということで、相手が本当に反対していたことは『B/43にお金が貯まることで、本来自分たちが自由に使えたはずのお金が減ること』だったことがわかりました。


本当は『自由』の概念の違いが、対立の原因だった

私は変動する要素を減らし固定することで、その他の変動せざるを得ない要素だけ考えればよくなることに自由を感じていました計画することの自由です。B/43に残る金額は使わなければ残るので、銀行に入れるとの大差ないという考えです。
しかし相手は本来自由だったはずのお金が、多少の手間のために自由を損なうことを嫌がったのです。

そこで解決策としてはB/43の中に過剰なお金が貯まったら、その月の2人がB/43に入金する金額を減らして、貯まった分を消費することにしましょう、と決まりました。

例えば毎月2人が10万円づつ合計20万円で同棲分の生活費を計算していたものを、9万円づつ18万円に変更し、減らした2万円はB/43に貯まった分を充てるということです。
こうすればB/43に過剰にお金が貯まることを避けられる、つまりは手元に残るお金も増やすことができて義の自由を守れます
これであれば私も『今月は固定費が10,000円安い』など計算しやすいので、誠の計画する自由も守られます

このように、お互いが本当は何を求めているかを探すこと、そしてその背景には思考の違いがあることを十分理解していくことが、対話をするときに相手の言葉を聞き入れ、互いに納得感のある生活を作っていくのだと思います。
そしてその対話の中で相手の価値観を知ること、その手がかりとして4タイプ分析を活用していくことが重要だと、改めて実感しました。
レッツ火種潰し!


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