発達凸凹キッズの子育て講座をしているジュリですが、国家資格キャリアコンサルタントでもあります。

先日、とあるキャリアコンサルタントの勉強会で私の話をしたところ、『ジュリさんの人生後半、伏線回収がエグい』と言われました。

私自身もかなりのADHD傾向ありまして
興味のあることしかできないし、
行き当たりばったりであまり計画性を持たずに生きてきた。

前職では地方行政の働き方改革、女性の活躍支援を担当しておりました。

活躍する女性起業家にインタビューをする機会があって

「キャリアコンサルタント」という国家資格が浮上して、育児・仕事をしながら資格を取りました。

そんな折、自分の子育てでかなり迷走し
発達障害のことを本格的に学び

とうとう仕事まで辞めて発達障がい（発達神経症）
特に診断がおりないグレーゾーンや不登校など
困っている養育者の相談を受ける「まるハグファミリー」という名前の事業を始めました。

ビジネス、発達、心理学、脳科学、学ぶことが多すぎて
すっかりキャリアコンサルの資格は不要の代物・・・

と思っていました。

でも、相談を受けると発達神経症や不登校児の子育てをしている女性は、キャリアがあってもフルタイムで働くことが難しく、あるいは仕事を辞めざる得ないという悲惨な現状を目の当たりにしたのです。

キャリアコンサルタントの資格がこういった女性たちのために役に立てる！とビビビっと来ました！

ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔゾクゾク！！

私自身も、仕事をしながら子どもが難しい時期は、両立が大変だったことを今でもよく思い出します。

学童を嫌がってやめる。
学校には行けない、遅刻が多い。
長期休みには頻繁に子どもから電話がかかってくる。
勉強のサポートがものすごく大変。
朝子どもを起こすことが何よりもストレスでした。

学校と仕事の遅刻
もう朝から１日の疲労度１００％（気持ち的には２００％）

大変な反面、仕事をしていたからこそ、気持ちをリセットできて、仕事は唯一、子育ての悩みから解放してくれる私の救いでもありました。

そこで、キャリアの経験も、発達神経症の学びと子育て、すべて繋がった！
というのが現在の活動です。

今、２０代後半の青年にキャリアコンサルを行っています。

彼は、ずっと生きづらさを抱えてこられたそうです。

中学生くらいの頃から「発達障害かも」と思いながらも
「普通でいたくて考えないようにしてきた」

でも、勉強は得意でなく、就職に有利だからと先生に勧められるままに大学にいってもうまく行かず、

その後も、いろいろ試すも挫折することが多くて、
仕事を始めてもどんどん自信がなくなっていくばかり。

そのようなお話しでした。

「普通でいられるように」
というのは昭和で育った大人の価値観ですよね。

「普通という社会が作った枠の中に収まっていればとりあえずは安心」というのは、今や幻想です。

普通はすでに溢れていて
事務作業はどんどんDX化されている時代。

VUCA時代では、尖ってなんぼ！
自分らしく生きることが生きていく知恵！

そんな時代ではないでしょうか。

普通でいなさい、と言われてきたのに
いきなり、尖れと言われてもね〜。

そんな自分の強みなんて育ててこなかったし。

発達のことを深く学んだから
キャリアコンサルで非常に役に立っています。

苦手なことの背景を発達や脳の視点から理解ができるキャリアコンサルタントなのです。

「ありたい自分に出会える」カウンセリングでは
過去を変えるのではなく、未来を創っていく作業をします。

今まで育ててこなかった才能は、これから作ればいいじゃん！ってはなし。

うさぎは、飛んだり跳ねたり、いっぱい休んでまた走れば良い。
亀は、ゆっくりのんびり、歩いていけば良い。

みんな同じ規格ではないのだから
周りに合わせるより

与えられたものを生かして、
自分を理解して
自分に合わせて生きる方がいい。

発達✖️キャリア

本当に奥深いです。
私が行うキャリアコンサルについてはこちらをご覧ください。