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カカオの魅力を伝え隊(5)~カカオニブをお菓子作りに!

一人で歩いていて、ふと忘れ物をしたような、寂しい気持ちになってしまう……。母親業が18年と長いだけで、大して成長もしていない広報・中崎ですが、絶えず服の裾を引っ張られたり、誰かがまとわりついていた感覚が未だに忘れられずにいるのです。
これが母性というやつでしょうか。小さな子供がよたよたと動いているのを見るだけで、体内に埋め込まれた太古からのメモリが動き出すのです。
わぁ~、うちの子にもあんな頃があったわぁ~。懐かしい~。キュンとする~! なーんて言っているのは、いつまで許されるのでしょうか。
よく私の隣を歩いている長男は、若々しさの欠片もなく、娘の参観では保護者と間違えられるぐらいですから、ずいぶんと前のことを思い出して……と思われてしまっても仕方ありません。

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そんなこんなで、あふれる母性をどこかへ役立てるべく、友人の小さな子供たちをかわいがっています。最近は、コロナということもあって、遠くに住む親戚より、近くの友人が遊びに来ることが多く、休みの日はガヤガヤとにぎやかな我が家です。
そんな我が家に来る一人のチビちゃんは、ひどいアレルギーです。卵、乳製品、キウイフルーツや桃などもダメ。他にも色々とあるようです。
おやつの時間に他の子たちが食べている甘いものを一緒に食べられないのは、かわいそう……。だけど、アレルギー対応のお菓子ってあまりおいしくないので、他の子たちに人気がないのです。
いつも、そのチビちゃんは、さつまいもの裏ごしに菜種油と小麦粉を混ぜてクッキーにしたものを喜んで食べているのですが、みんなと一緒のものを食べさせたいなと思って作ったのがこちらの、ドラゴン道子さんというヴィーガンのスイーツを提供されているお店のレシピ。
アーモンドはプードルを使わずにフードプロセッサーで粉末に、ココアには砕いたニブで香ばしい風味を加えて、ひと手間プラスすることで、とっても香ばしくておいしいクッキーになりました。
粗い粉末状にしたニブをココアに加えるだけ(その分ココアの分量は減らしてくださいね)で香り豊かなココアのクッキーになりますよ!

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