ダーク和秋

マジシャンのダーク和秋です。noteではオリジナルマジックの紹介などをしていきたいと思…

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マジシャンのダーク和秋です。noteではオリジナルマジックの紹介などをしていきたいと思っています。ぜひ興味のある記事を読んでいただけると嬉しいです。

最近の記事

ミニロープマジック3種

今回はステージ、パーラー用の本格的なロープマジックではなく、クロースアップ用の小さなロープマジックをご紹介します。使うロープが100円ショップで手に入るというのがウリです。 使用するロープ100円ショップで2mほどのロープを用意してください。私が買ったのはセリアのカラーヒモ太(6mm幅)というものですが、同じものでなくともかまいません。 色は視認性の高さから黄色にしましたが、他にも赤やオレンジ、ピンク、黄緑なども良いと思います。逆に黒や紺、茶などは見づらくなるのでおすすめ

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    • ロープの結び解け3種

      今回はロープの結び解けを3種類解説します。単独で演じることもできますし、3つ連続して演じることでより効果が高まります。また、「エディ・タイトルバームの結び目」から続けてひとつの手順として演じることもできます。 ロープの結び解けについてロープの結び解けとは、ロープを結んで、それがほどけるマジックのことです。ただこれだけの現象でお客様を驚かせ、楽しませることはできるのでしょうか? 普通に演じたのでは地味で驚きの少ないマジックになってしまいます。ところがハンドリングと見せ方の工

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      • エディ・タイトルバームの結び目

        これは私が最も愛するロープマジックのひとつです。私は「奇術入門シリーズ ロープマジック」を読んで覚えましたが、この本が絶版であることと、私なりにハンドリングが変わってきたことから、noteに投稿します。 このマジックは初心者向けと思われることが多いですが、きれいに、不思議に演じるためには練習が必要です。写真と文章によって、できるだけ詳細に解説しましたので、読者の方が上手に、大切に演じられることを願っています。 現象ロープを結んで結び目をつくります。この結び目が右へ左へと移

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        • 「オーストラリアン・エーセス」ダーク和秋のハンドリング

          現象4枚のエースを他のカードと混ぜてしまいますが、マジシャンは表を見ずにエースを探し出します。 注意このマジックは「カードマジック辞典」所収の「オーストラリアン・エーセス」のダーク和秋によるアレンジです。書籍をもっている方は記事購入の前に該当ページの確認をおすすめします。 準備なし 手順①「4枚のAを使ったマジックをします」と言ってテーブルに4枚のAを並べます。 ②4枚のAをすべて裏向きにします。

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          「ファンタスティック・ファイブ」ダーク和秋のハンドリング

          現象1組のトランプからお客様に1枚のカードを覚えてもらい、シャッフルします。すると1組の中で1枚のカードがひっくり返り、選んだカードを示します。さらに4枚のAも出現します。 注意このマジックは古くからある大変有名なトリックです。私なりに工夫したハンドリングですし、可能な限りわかりやすく解説しましたが、原理は既に様々な文献で解説されていますので、お持ちの方はこの記事を購入せずにそちらをご覧ください。現在、日本語で読めて入手しやすいのは「マーク・ウィルソン マジック大百科 クロ

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          即席カードマジック「配るカード当て」

          現象マジシャンはトランプを広げて良く混ざっていることを確認します。マジシャンはテーブルの上にカードを1枚ずつ配っていき、好きなところでストップを言ってもらいます。ストップを言われたところのカードをお客様に覚えていただき、さらに完全にシャッフルします。一見何の手がかりもなさそうですが、マジシャンは即座に観客のカードを探し当てます。 セールスポイントなんの準備もいらず、その場で借りたトランプでも演じられます。 トランプの品質や、テクニックは必要ありません。 マジシャンが配る

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          岡井泰彦の新作メンタルマジック「YUBI-UNN」

          岡井泰彦さんのマジックを私ダーク和秋が解説するnoteの第2弾です。このマジックも岡井さんが公私ともに長年演じてきたもので、現象はシンプルそのものです。 しかし、未だ発表していなければ、タイトルすらないとのことでした。そこで私が「指運(ゆびうん)」というのはどうか?と提案したところ、岡井さんも大変気に入ってくれたため、採用されました。 「指運」とは、辞書にも載っていない言葉ですが、将棋指しが次の一手に迷ったとき、指の赴くままに指すことで、それが偶然良い手だったら指運が良い

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          岡井泰彦の新作メンタルマジック「YUBI-UNN」

          アウトオブサイト・アウトオブマインド~岡井泰彦氏の方法

          ダイ・バーノンによる傑作メンタル・カード・マジック『アウトオブサイト・アウトオブマインド』の岡井泰彦氏の方法です。 現象観客に1枚ずつカードを見せていき、1枚だけ目で見て覚えてもらいます。シャッフルした後、観客に表を見せて先ほどのカードがたしかにデックにあることを確認します。デックを観客に渡し、観客が1枚ずつカードを配っていくと、マジシャンがストップをかけます。そこから観客のカードが現れます。 準備なし。借りたデックでも即座に演じられます。 ポイント岡井泰彦氏が長年に渡

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          アウトオブサイト・アウトオブマインド~岡井泰彦氏の方法

          オリジナルマジック紹介①「2枚のカードの飛行」

          現象マジシャンはカードケースから1組のトランプを取り出し、表を広げてよく混ざっていることを示します。さらにシャッフルしてから、2人のお客様にカードを選んで覚えてもらいます。 そしてマジシャンは、覚えてもらった2枚のカードをケースに飛行させると言い、デックを2回リフルします。 ここでお客様に覚えてもらったカードを聞きます。カードを1枚ずつ表向きに配りながらお客様のカードを探しますが、2枚とも見つからないまま最後まで配り終えてしまいます!そしてケースを開けると中から確かに2枚

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          オリジナルマジック紹介①「2枚のカードの飛行」