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【米国ワシントンDCの政府機関、ランサムウェア攻撃、交渉失敗でデータ流出】4月3週目のS2W単独ニュース

こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日は、S2Wで毎週配信している4月3週目ウィークリーニュースまとめをお送りいたします。

4月3週目の注目ニュースは、「LockBit」が首都ワシントンDCにあるアメリカの政府機関を標的にランサムウェア攻撃を行い、交渉が不調に終わり内部資料が流出したとのことです。

それでは、4月3週目のニュースをご確認ください。


■米国ワシントンDCの政府機関、ランサムウェア攻撃で交渉に失敗しデータが流出

‐4月19日、ダークウェブで活動する有名ランサムウェアグループ「LockBit」が、米ワシントンDCにある政府機関の内部資料に関する投稿を掲載しました。

‐「LockBit」は、自らが運営するリークサイトを通じて800GBに達するワシントンDCにある政府機関の内部資料を流出させることに成功したと明らかにし、現在、被害機関と交渉を進行中ですが、進捗状況に不満を示し、その一部をサンプルとして公開しました。

-ランサムウェアグループによると、公開された資料は1GBレベルですが、米政府の内部資料を含む証券取引所の資料もあり、サンプルとして公開された画像の中には各種書類の画像が含まれています。

■ロシアのダークウェブハッキングフォーラム内で、韓国ポータルサイトのSEOスペシャリストに関する求人投稿を確認

‐最近、ロシアのダークウェブハッキングフォーラム「Exploit」で韓国有名ポータルサイトのSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)スペシャリストの求人に関する投稿が確認されました。

‐このように、韓国のポータルサイトのSEOの専門家を募集したり、SEOの方法について問い合わせる投稿は定期的に発見されています。

‐SEOの専門家の求人を出す理由についての説明はありませんが、、通常ハッカーはSEOを悪用して検索順位を操作したり、自分たちが悪意のあるコードを仕込んだリンクを上位に表示させるなどの行為をすることが知られています。

■イスラエル政府の内部ネットワークのアクセス権限が販売。最近の国際情勢により関連記事が急増

‐4月16日、ダークウェ内のハッキングフォーラム「BreachForums」にイスラエル政府機関の内部ネットワークへのアクセス権限を販売する投稿が掲載されました。

‐販売者によると、その権限でアクセスできるネットワークは10個以上あり、販売価格は約112万円です。

‐この投稿を含め、イスラエルの外務省、情報機関などへのアクセス権限や内部資料の販売に関して最近多く投稿されていますが、最近の国際情勢と無関係ではないと推定されます。

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以上、4月3週目のニュースをお届けしました。
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