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やっぱり親子やな

インフルエンザに罹っていた次男(小2)が、だいぶ治ったので「走りに行きたい」と言ってきた。

まだちょっぴり咳が出ていたので「もうちょっと良くなってからね。」とやんわり断るが、「大丈夫。行ける。行きたい。」と食い下がってくるので、「少しだけね。」と伝え、走りに行くことにした。

「大丈夫!」と言いつつも、やはり病み上がり。普段よりゆっくりのペースで走ってもしんどそう。ここ数日は家の中でほとんど療養していたので体力も落ちている。

走る前に次男とは、
1kmは準備運動として、少し休んでから「1km5分20秒」を目標に走ろう。(前回は5分26秒だったので、少しずつ上げていこうと話している)
と設定していたが、やはり今日はキツかった様子。準備運動の1kmのみで脇腹が痛くなってしまったようで、「今日は止めとく。」と言ってきたので、その後は飼い犬の散歩に一緒に行くことにした。

思ったように走れなかったのが悔しかったのか、散歩の途中で急にダッシュをし始めた。

「おっ!速いやん!!」( ̄▽ ̄)

と思いながら次男を眺めていると、

「ん?んん??」・・・
次男の走っている姿と表情、「これどっかで見たことあるぞ🤔🤔🤔えっ、なんで見たことあんねやろ???」

・・・

・・・

・・・

なんだっけか??なんで見たことあるんや??そりゃあ我が子やから、いつものことと言えばいつものこと。でも、そうじゃなくってもっと前にこういうのを見たことがある・・・んー。

・・・

・・・

・・・

あっ!思い出した😳

これ、僕やんか!!

実は僕、学生時代にめちゃくちゃイジられキャラだった。で、当時自覚はなかったんやけど、何をするのも特徴的(変)らしい。

「遠くにおっても動き見たらお前って分かるわ〜」って、野球の部活仲間や友人からはよく言われた。

動き方、喋り方、笑い方、走り方、投げ方、打ち方、口癖、表情・・・何かにつけて、それらを周りの連中に真似をされていた。

最初の頃はそういうことをされることが嫌で、本気で「やめろや〜」と言っていた。恥ずかしい思いが強かったから。そういう反応も周りは面白がっていたのだろう。

(「嫌」と思っている相手にしつこくこういう行為をするのはアウトである。だから、この時点での周りの友人の行為は決して褒められたものではなかったな、とは思っている。)

でも、いつからか自分の中で
「まぁ、オイシい立ち位置やからえっか。」
と思えるようになっていた。
周りの連中も悪意はなく、愛あるイジリだったと分かっていたから。僕が本気で嫌がってたらそういうのは絶対止めてくれると分かっていた。良い友達に恵まれてたと思う。

周りの愛を感じるようになってからは随分と気持ちも楽になり、有り難くそのイジリを受け入れるようになった。

おっと、また話しが大きく逸れてしまった。
次男の走り方と表情を見ていたら、そんなことを考えていたのだ。
さて、話を戻そう。

次男の走り方とその表情が、友達がいつも僕の走り方や表情の真似をするときの姿と一緒だったのだ😅

当時は「そんな走り方のわけないやん!!」とかツッコんでいたが、かなり再現性が高かったんだなぁ、と今になって感心している。

えっ、これはどうなんだ??
次男、大丈夫かな。。

次男には僕が歩めなかった「男前キャラ」でいってほしいと思っているんやけどな。

僕はとんでもなくどんくさかったから、正直このへんはあんまり似んといて欲しいなぁ、と思っている部分。

でも、次男のことを振り返ってみると、調子乗り過ぎて怒られるとことか、ちょっととぼけた感じの顔とか、すぐに飲み物こぼすとことか・・・他にもたくさん似てるとこがあるんよなぁ。

男前キャラはやっぱり無理かもしれへんなぁ。

でも、まぁそれはええわな。今は元気に明るく優しく育ってくれてるし、それで十分よ。高望みしてもしゃあないし、君は君でええよ。これからどんな感じになっていくんか楽しみ。

長女、長男は「走ろう。」と言っても絶対一緒に走ってくれへんのに、次男はいつも自分から「走ろ!」って言ってくれるのがめっちゃ嬉しいよ♪

ひょんなことから、
「やっぱ親子なんだなぁ」
と感じた日曜日。っていう話し。

最後まで読んでいただきありがとうございます😊


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