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迷走してる時に読んだ「やりたいことの見つけ方」#3

#2の続きです。
これで最後です。
今更ですがこの記事は、皆さんとの「ナレッジ共有+自分が見返してわかるように」という要素も含んでいるので読みにくいところがあるかもしれません。
その際は、もっと○○について深堀して考えた意見も欲しいなどのコメントも含めていただければ嬉しいです。
ちなみにワークの内容は、別途掲載するかもしれません。

それでは、長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
また次回、何か書くと思うのでよろしくお願いします。

対象の書籍

世界一やさしい「やりたいことの見つけ方」ー八木仁平

「将来のため」に生きるのを今すぐやめよう

「『やりたいこと』が分からないなら、とりあえず将来のためにプログラミングを勉強しておいた方がいいよ。これからの需要も増えて収入も保てるからおすすめ」と言っている人がいた。
「将来のためになるからとりあえず勉強しておきなさい」と言っているのと全く同じ。
今の仕事に満足できないから本書を手に取ったのではないか?
あなたが今「やりたいこと」が分からず迷走しているとしたら、それは自分と向き合うのをずっと先延ばしにしてきたから

しょっぱなからまさに過去の自分と重なりました。
「将来的にIT系に進んでおけば給料もいいし安泰だよ」という言葉と早く働きたい、どうせなら自分のやりやすい・考えやすいことで仕事したい、と「今やりたいこと」を切り捨てて進んできたのが現在の私です。
とはいえ、確かに安定はしているので間違ってはいなかったんですけどね。
生活していて楽しいとは思わないけれど…。

それにしても心が抉られるぅ…!

「とにかく行動」はギャンブル

闇雲に「『やりたいこと』を見つけるためにはとにかく行動だ!」と動き回るのとは全く別物。仮説がないまま思いつきで行動しても、「やりたいこと」が見つかることはほぼない。それは単なるギャンブルで、宝くじを買って大金持ちを夢見るのと何ら変わらない。
大事なのは「仮説を立てて、行動し、振り返って、次に活かすこと」
「『やりたいこと』をやっているはずなのに、なんで面白くないんだろう」と感じる原因は、『好きなこと』だけど、『得意なやり方』ができてないから。
それらがわかってから行動して修正し、徐々に本当の「やりたいこと」に近づけていく。

今の私が「とにかくやりたいことを出して行動だ!」と思って迷走していたタイミングなのでここで気づけたのはありがたいですね。
本来であればもっと早くに気づけて良いものですが、漠然と思考停止会社員を続けてきたので自業自得ですね。
これから、気を付けていきましょう!

仕事では、「仮説を立てて、行動し、振り返って、次に活かすこと」ができているはずなのにプライベートだとできていないって完全にプライベートは怠け者ですね。反省。

【書籍の整理はここまで+まとめ章メモ】

ここ以降はワークの内容やまとめについて書籍に書かれています。
是非、私と同じ悩みがある人は、読んでみてくださいね。

以下はまとめ章で気になったところのメモです。

「失敗」も「後悔」も、全てを学びに変えることができるのが「自己理解」

就職活動や転職活動で自己理解をしてたつもりだけど足りなかったなと反省です、また、仕事を始めると「なぜ、この仕事をしてるのか?」を忘れてしまい迷走していまうタイミングがあるので「自己理解」は継続して考えていったほうが良いですね。

辛い状況にいる人に対して「前を向いて!その経験が必ず役立つよ!」と言うつもりはない。

なんの根拠も理屈もなく、こういうことを言う人には、気を付けてください。思考停止の社会の歯車思考デバフを受けています。
逆に「前を向いたら崖があるから困ってんだよ!今すぐその崖を何とかする方法を教えろ!!」と言い返してあげましょう。

結果を出すのに時間はかかる。他人から認められなくても、お金があまり稼げなくても、自分に嘘をつかずに生きてモヤモヤした気持ちにならなければそれは「成功」。

確かに仕事でもそうですが、モヤモヤして実行した仕事は、なんだか腑に落ちない感覚が有りますね。数年間社会人をやっている状況を振り返ると、ずっとモヤモヤしていたのかもしれません。
モヤモヤしたから色々やっていたのかなーと思います。

総括

「やりたいこと」を考えているはずだったのにいつのまにか思考が「やれること、役立つこと、実現できること」といつもズレていたことを実感できました。
せっかく今自分が出来ることから切り離し、創造性の部分を残して考えようとしているのに合理的に考えてしまうことはクセですね。

合理的な考えは、自分のクセでもあり、人としてのクセでもあるため、得意なことと考えても良いのか悩ましいです。

また、自然と合理的に考えてしまう理由は、会社員としての側面も強いと思います。
会社員は、自分ができる仕事以外にも多種多様な雑務をこなす必要があり、好き・得意なことだけに専念できるわけではありません。
「いつのまにか、好き・得意以外の業務が多くなっていた」なんてことの方が多いかも知れないですね。
また、そんな多種多様な業務がふってくる中、1日に活動可能な時間が固定されています。

その多種多様な業務と限られた時間の中で成果を出すためには、効率よくタスクをこなしていく必要があり、「無駄を排除する」取り組みが日常的に行われます。「無駄を排除する」をプライベートの自分にも適用してきるから、創造性を働かせても切り捨てられてしまうんだろうなと書籍を読んで気づけました。

読んでよかった一冊です。ありがとうございました。

それにしても、こういう本をたまに読むと度々感じることがあります。
『世の中に発信されている ”人が生きる上での考え方” に関する情報に「これが正解!」というものは無い』と。
普段は意識しないため、忘れがちですが自分自身は他者とは絶対に違うところがあるのに、ある時点から「普通・一般的・周りのみんなと同じ」といった思考に陥りますね。
その結果、他人の思考に支配されたがんじがらめの自分が生まれるんだなと考えています。まさに自分自身がそうなので…

「あくまで参考!」と思いつつ自然と「○○さんが言う事は正しかった」となり、○○さんベースの考え方に染まってしまう。それを自分なりに考えて「こうだな」と納得するところまで思考を結ばせていないから他人の軸に惑わされてしまうんですよね。

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