前回のnoteで月20万円の副業を得ることができたことを書きました。

その仕事をやりつつ、1/4の金額である月5万円の副業を受けました。
お金だけを考えれば、この仕事を受けなくてもよかったです。
しかし、これがあるリーガルテック企業の契約書のスコアリングをする仕事で、経験したかった自然言語解析の案件でした。

そのため、金額は安くても、経験を買おうと思い、その仕事を受けました。

この仕事をどこから獲得したかというと、サンカクというリクルートが運営している企業の会議に出て、アイディアを出すことができる、というサービスに参加することからでした。

ユーザーにとっては、気になる企業の会議の中身を知れるし、企業にとっては知見のある人から無料でコンサルを受けられるというwin-winなサービスです。(まぁなかなかマッチングしないのであまり儲かってはなさそうですが)

そこで、そのリーガルテック企業と出会い、自然言語解析の概念は知っていたので、こうすることで契約書をスコアリングできる、という話をしたところ、それを実際に手を動かしてやってくれないか、という話になったのです。

そこで、実際に自然言語解析をやったことはなかったのですが、受けた後、急いでキャッチアップしていきました。

そこで、自分だけではキャッチアップしきれないと悟り(笑)
同僚を巻き込んで、自然言語解析を教えて欲しい、と伝えながら、だんだん手伝ってもらいながらその案件をこなしていきました。

そうすることで、今まで経験のなかったスキルを得ることができました。
そして、こちらの方が大きいのですが、仕事への自信がつきました。

結局、独立できるかどうか、全ては自分への自信だと思うんです。
実際、私よりスキルが高いのに、会社員を続ける人もいっぱいいます。

スキルがあるから独立できるわけではなく、仕事をなんとしてもやり遂げる、という覚悟があれば独立できるのだと思います。

地獄を見る覚悟をすれば経験がない仕事でも請け負って、その後、他の人を使いながらでもキャッチアップすれば、なんとか仕事をやり遂げることができると。

金額だけを見ていたら受けないような仕事でしたが、独立を後押ししてくれるような自信を与えてくれる素晴らしい経験でした。

独立後も、自然言語解析のスキルは色々な場面で役立ち、
大手ネット広告代理店のリスティング広告の文章を解析して、どの単語がどれだけCTRに影響を与えているかを解析する案件や、電子カルテのデータから患者さんのタイプを分類する案件など、その後、何倍にもなって返ってきました。

お金より、スキルで仕事を選ぶ。独立したい人は、これを徹底していくことで、目標を達成できると思います。