D.A. Tomorow

an Ingress Investigater in Japan 何の前説も無くイング…

D.A. Tomorow

an Ingress Investigater in Japan 何の前説も無くイングレスのストーリー関係の考察を始めるアカウント。 何の話か分からない人は分からない点をコメントください。積極的にストーリー勢のすくつにご案内いたします。

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最近の記事

火星探査機ポータルキー幻想

日本時間2021年2月19日未明。 それは、新たな冒険の始まりなのかも知れない──。 Ingress : Project Mars 痩せた男は、数多のコンソールを前に言った。 「この鍵を使ってキュリオシティを中心にした極大スターバーストを作る。そのXM流動が同型機であるパーシビアランスに届き、不毛の火星に文明の象徴たるポータルが生まれる……。 我々はその新たなポータルを介し、火星に跳ぶのだ」 その直後、とあるオンライン会議。 「そりゃ、やるよね」 「煽られたからねぇ」

    • Ingressを楽しむのに大切な10のこと

      ※これは「Google+で過去に僕が投稿した翻訳記事」の再掲がメインの投稿です。 【長めのゴタク並べ】 懐かしくも今は無きGoogle+時代の僕の投稿について、「ちょっとアレまた読みたいんだけど」というお話しを頂く機会が、何度かありました。ありがたいことです。  いちおう、バックアップは取ってあるのです。  ただ、当時の空気感が再現しようがない、とか、共有元がGoogle+だったりするものに関しては原典が出せない(共有した投稿がローカルに残らない仕様だったらしい)形になって

      • そこに物語/XMがある限り

        「この世は舞台、人はみな役者」とシェイクスピアは劇中で役者に言わせた。役者自らが役者というものを語るのだから、観客としての僕らは、そこはかとない可笑しみを感じたりする。 つまり演劇の舞台の中と観客の間に、もう一つ「役者が役者について語る」世界があり、役者が自分自身を客観視しているとも取れるシーンなのだ。そこにズレというか「なんかおかしなこと言ってる?」と感じるわけだ。これをメタ視点と言ったりするらしい。 さて、観客たる僕らは、舞台装置の上で展開する物語は「物語として」客観的

        • 「償い」演説に見るイングレス・ポータルの条件

          先にオコトワリしておくと、この「償い」演説は2013年の終盤の初出であり、当時のイングレスはまだ黎明期だ。同年10月にオープンβ版となり、同年12月14日の「オペレーション・13マグナス」最終日をもって正式リリースとなる、その狭間の出来事だった。なお同年3月14日よりスキャナーからのポータル申請が可能となっている。 プロジェクト・リュケイオンのブログ記事(下記にリンク)に引用したジャービス(太っちょの方)とオリバー・リントン=ウルフ(末成りヒョウタンの方)の動画は、同年12

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        • 言葉遣い
          1本

        記事

          'Til morning comes, let's tessellate...

          ハンクー!不精ヒゲ不精ヒゲ! RuinDigさんが書き起こしアプリで文字化したものを少しばかり手を加えて、ささっと訳した。例によって間違いのご指摘歓迎。 エージェント諸君。今こそ未来に目を向けなければならぬ時だ。REDACTEDへの感傷を振り切って前に進まなければならない。我々は皆、同じ一つのイングレス・スキャナーを手にする存在になるのだから。 NIAはプライム・スキャナーを、かつて目にしたことのない、素晴らしくまた良いものに進化させると約束してきた。その進化のために、

          'Til morning comes, let's tessellate...

          ミッションデー武蔵嵐山に行ってきたよ

          隣県とはいえ通過する程度だった埼玉県嵐山町でイングレス・ミッションデー(以下「MD」)が開催されると聞き、「例によって仕事だろうなー」と思っていたが開催一週間前に行けそうな空気になってきたのでドタバタとBioカード作ったりしつつ行ってきましたよ。 ミッションやらない勢ではあるが故に、メダルとか割とどうでもよく、ふだん遠出もしない僕ではあるが、参加者向け情報で出てくる里山風景に惹かれたんです。駐車場も少ないそうだし、嵐山も群馬みたいな雰囲気だからパークアンドライドで行こうと決

          ミッションデー武蔵嵐山に行ってきたよ

          P.A.シャポー インタビュー:インサイド

          P.A.シャポーのP.A.が何であれ、彼は帽子(シャポー)が似合う男だ。1218ユニバース、すなわち旧スキャナーしかなかった時代の彼が被っていたシンプルなフェドーラも、プライムユニバースの彼が被っている羽根付きの中折れ帽も、よく似合っている。 ▶真実とは何か 彼は自らを「トゥルース・シーカー」と称し、時にはインベスティゲータに「真実の探究者たちよ」と呼びかける。「真実の探究者」ということは、つまり真実は隠されているのだ。ナイアンティック計画。我々の知るイングレス世界の根底

          P.A.シャポー インタビュー:インサイド

          天秤の揺れるが如く

          ジャービスのインタビューと同じ「ダテマル」の欧州チームが、ダルサナプライム・アノマリー/ニュルンベルクで行ったインタビューからピックアップしてみる。 レジスタンスなのでジャービスより先にデヴラに触れるべきとか考えもしない、いつも適当な私でございます。 残念ながら機材の不調で途中で録画が終わってしまっていて、補遺がコメント欄に記されている。うーん残念。 邦訳字幕はMailEaterさんによるもの。 動画マンドクセ、っていう私みたいな人は「プロジェクト・リュケイオン」の記事を

          天秤の揺れるが如く

          謎の詩篇・私訳

          出典: https://www.reddit.com/r/InvestigateIngress/comments/bgbwgy/a_new_translation/?utm_source=share&utm_medium=web2x うーん分からん。そして難しい。 踏韻とか考えたりした部分もあるけど、そもそも誤訳してる可能性は大きいのであんまり参考にしないで雰囲気だけ楽しむの推奨。 鍛えられしはアモン=ラーを越えし地 彼の者がバァとカァを越えて空を薙ぐ 遠き神が現し世に齎

          謎の詩篇・私訳

          ジャービス・インタビュー:インサイド

          翻訳しながら感じた「認識のズレ」 さて本日の本題たる方の投稿がこちら。 「認識のズレ」とか「ボタンの掛け違い」というのは、ろくな結果を生まないので、我々は意思疎通のために言葉を使うわけだけど、素人翻訳で適切な言葉が見つからなかったりすることも多々あり、言葉を使いこなすのは難しいなぁと実感している。 ま、それはさておき、まずは私が(いろんな人の手を借りて)翻訳した、ダルサナプライム・アノマリー東京でのローランド・ジャービス氏インタビューがこちら。 ジャービス(プライム)はなか

          ジャービス・インタビュー:インサイド

          お前誰だ、という希少で貴重な人のために

          ここで改めて自己紹介をしておこう。というのは自分の立場を明確にしておく必要もあるなと思いまして。まぁお約束的に一つ。 私ことD.A.Tomorow(またの名を後日明。エージェント・コードネームとしてはasatte666)はヘリオス・アノマリー期にイングレスを始めたエージェントであり、陣営は一貫してレジスタンス(青い方)。1周目のAL14、つまりリカージョン童貞。ALを上げることは目標としていないし、土日のイベントには滅多に出られないので、わりと好きなよーにやってる、というか

          お前誰だ、という希少で貴重な人のために

          オシリス・ストーンに関する一仮説

          ピーリー・レイースの失われた地図とオスマン海軍タイ王国パタヤの西にあるラン島(コラン)で行われた「オペレーション・コラン」。ここで海上に発生したポータルと前後して公開された動画の「オシリス・ストーン」についての関連を考察する。 海上に発生したポータルと、オシリス・ストーンに共通点があることにお気づきだろうか。その数はともに六つである。六角錐を途中でスッパリと切り、さらに六分割した三角柱がオシリス・ストーンを構成する。上面に刻印があることを考えれば、六本を一つにまとめたのが本

          オシリス・ストーンに関する一仮説