女の子にモテたいなら読んで損なし!初心者でも簡単にできちゃう美味しいワインの選び方
先日、ちょっとした恋愛相談受けてたときに
「クリスマスや誕生日に、美味しいワインを選べる男ってカッコイイよね」
みたいな話になりまして。
ぶっちゃけ、ワインが選べるというスキルを持ってると、たしかにカッコよくは見えるよね。
ディナーデートのときとか、記念日やイベントのときなんかも、演出の一つとしてワインがあるとめっちゃ雰囲気良くなるし。
特別感ってやつですな。
しかし、皆さんご存知の通り、ワインは種類も多ければ「美味しい」の基準がよくわからないハイセンスな大人のお酒。
大半の人は、渋いとかすっぱいという感情を押し殺しつつ、「美味しいよね、このワイン」と呟いてしまう。
おフランス産のちょっといいお値段のものとか、雑誌で紹介されてるようなのは間違いなく美味い…はずなんよ。
材料のぶどうだって、生産から収穫までの厳しい基準を満たしているし、醸造・ブレンドに関しては神の域だとさえ思う。
しかし、素人からすればわからんものはわからんのです。
そこで今回は、ワインってどう違うのかわからんってくらいの初心者さんでも簡単に選べる方法をいくつかご紹介していきます。
いくつか…いや、3つ!やっぱ3つに絞ろう。
たぶん、たくさん書くと読むのがめんどくさくなるからね。
あ、そもそもお前はワイン詳しいのか?って思ってるかもだけど、僕はそこそこ勉強してるし、けっこう飲んでます。
とあるビールメーカーで10年ほど量販店まわってたし、スーパーの酒コーナーでも働いてた経験もありんす。
なにより、当時働いてたスーパーのワインでは、棚にある9割以上のアイテムは飲んでます。
なので、ふだんワインを飲まない人でも飲みやすいってとこ重視なら、この記事は役に立ちますよ。
では、そろそろ本題に入りますね。
【おすすめのワイン選び①】赤ならイタリア産ワイン!
まず、ド直球にコレです。
ワイン初心者さんにどこの国のワインがいいか聞かれたら、僕はまずイタリア産をおすすめしています。
理由は次の2つ。
1つ目の理由は「フルーティーで飲みやすいから」。
赤ワインは苦手という人って、ほとんどがあの独特の渋みを理由に挙げています。
イタリア産の赤ワインはフランス産のものと比べるとよくわかるのですが、けっこうフルーティーなものが多いんですね。
渋みがないわけではないのですが、飲み口の軽さでは断然イタリア産のほうがおすすめです。
ちなみに、同じイタリア産の赤ワインでも3,000円を超えてくると、しっかりとした飲み口のものにも遭遇します。
こういうのは、特別な記念日(誕生日や結婚記念日など)に使いたいところですね。
スーパーで買うなら~1,500円くらいのもので全然OK。
個人的には、
・タヴェルネッロ オルガニコ サンジョベーゼ
・パラッツォ ヴェッキオ キャンティ クラシコ
ってやつがおすすめです。
たぶん、スーパーでも置いてあるはずw
次に2つ目の理由は「パーティー系の食事と相性がいいから」です。
ワインと料理の相性を合わせるひとつの目安として、産地を合わせるという方法があります。
簡単にいえば、ワインの味を決める醸造家が普段食べている地域の料理が、必然とワインとの相性が良くなるというのがその根拠。
イタリアで代表的な料理といえば、パスタにピザ、生ハムなどパーティー系のメニューによく出てくるものばかり。
ということは、自宅で手軽にクリスマスパーティーをしたい人にとって、イタリア産のワインは相性がいいんです。
【補足①】初心者さんはフランス産にこだわるな!
ワインといえばフランス!って連想する人って多いですよね。
フランスはワインに関する法律まであるくらい、ワインの質を維持し続けてるし、その伝統と歴史は勉強すると白目むくレベルです。
一本が100万円を超えるようなワインもAmazonにあったりします。
しかし、勉強と飲みまくりをしてみてわかったことなんだけど、フランス産のワインって味が複雑なんですよ。
というのも、ワインはどうしてもブドウの出来に左右されてしまう飲み物なので、毎年、味や品質を維持するために様々なブドウ品種やすでに作られているワインをブレンドしてるんですね。
このへん、毎年同じレベルに仕上げてくる醸造家の舌ってホントに神レベルだと思います。
そのため、フランスワインは舌がある程度ワインに開発されてないと、なんだか渋いだけのお酒になってしまうんです。
ちなみに、ワインに舌が開発されるというのは僕が勝手に言ってるんですけどね。
これってそのままの意味で、ワインって飲めば飲むほど、今までわからなかった味がある日突然察知できるようになってくるんです。
こういうレベルアップを体験しちゃうと、ワインにハマるのも楽しいんですよね。
【補足②】表記の意味
ワインボトルの裏面に、品名や産地などの記載ラベルが貼ってありますよね。
そこに〇〇ボディという表記が、赤ワインにはあります。
ライトボディ
ミディアムボディ
フルボディ
の3種類です。
これは渋さの目安になるので、赤ワインを選ぶときの参考にしましょう。
というのも、タンニンという渋み成分の量が関係しているからなんですね。
飲み口が軽いものを飲みたいなら「ライトボディ」、ガッツリお肉のお供にしたいなら「フルボディ」、みたいな感じです。
まぁ、飲み口なんて人の味覚に左右されるものなので、実際に飲んでみた感想を記録しておくほうが無難かと個人的には思ってます。
【おすすめのワイン選び②】スパークリングワインは万能選手!
スパークリングワインは万能選手!
なんていうか、ハズレがほとんどないので、ワイン初心者でも安心安全に選べる優れものなんです。
甘口系ならちょっとおしゃれにデザート感覚で飲めるし、辛口を選べば合わない料理はないといってもいいくらい。
スパークリングワインは、その繊細な発泡感で口の中をリセットしてくれる上に、酸味と香りでスッキリにもしてくれます。
オードブル系のちょっと油っこい料理や、焼き肉・BBQみたいにガッツリお肉を食べたいときにもおすすめですね。
スパークリングワインは国によって、製法や呼び名が変わるので、その特徴や風味を覚えるの大変な一面もあります。
そこで簡単な選び方が「ザ☆ジャケ買い」w
まぁ、見た目やラベルの雰囲気で選んじゃえ!って感じです。
あとは用途と予算かな。
たとえば甘口のモノを選んだ場合、食事中にずっとほんのりとした甘さが口の中にいることになるんですよ。
…ちょっと嫌じゃない?w
個人的にはデザート感覚や乾杯用以外では、あまり甘口のワインは使っていません。
予算ですが、これはお好きにどうぞw。
というのも、スパークリングワインは単純にわかりやすく価格に比例します。
とくに、みなさんご存知の「シャンパーニュ(シャンパン)」
ドンペリとかモエとか聞いたことあるでしょ?(ホストクラブとかキャバクラとかによく置いてあるやつ)
これらはそれこそ、ブドウやらワインやらの気が遠くなるような生産・製造縛りがあって、そこを潜り抜けた優秀選手だけが名乗れるブランドなんです。
なので、味の繊細さももちろんですが、色や泡の美しさもぜひ堪能していただきたい。
カップルで飲むなら、フルートグラス(細長いワイングラス)を安いものでもいいので、ぜひ準備しておきましょう。
ムード爆上がり間違いなしです。
あ、予算のことに触れたのは二人で飲む場合、750㎖という量が意外と余ったりするからです。
というのも、炭酸が抜けてしまうと惜しいじゃないですか!←ケチw?
かといって、慣れないワインを二人で1本あけると、けっこう酔います。
もしスパークリングワインをちょいちょい飲むことが増えるようなら、専用の栓を買っておくと便利ですよ。
参考までにスーパーにおいてあるおすすめのスパークリングワインの種類はこちら。
イタリア産ランブルスコ
スペイン産カヴァ
ドイツ産ゼクト
サントリーの黒い瓶の「フレシネ」はベタですが、飲みやすく、女の子ウケもいいですよ。
【補足①】買わないほうがいいスパークリングワインがある
スパークリングワインはお値段がピンからキリまであります。
慣れてないと、なんとなく安いもので試したくなりますよね。
価格の安いものの中には、大量生産するために炭酸ガスを注入しているものがあるんです。
これがまた美味しくない!
見分け方は簡単で、裏面のラベルに「炭酸ガス含む」みたいな表記があればそれです。
そういうのは、彼女さんとの時間を台無しにしてしまうのでやめておきましょう。
【補足②】スパークリングワインに合わない料理
スパークリングワインって、お口の中をサッパリしてくれる効果がある上におめでたい席にももってこいのお酒です。
ということは、お正月のおせちのお供にいけるんじゃね?ってことで飲んでみると相性バッチリ!
家族にもウケのいいチョイスでした。
しかーし、そこに伏兵がいたんです。
知らなかったんですが、魚卵との相性が鬼悪いんですよ、スパークリングワインって。
そう、数の子!アイツですw
もうね、数の子が腐ってんじゃないかと思うくらい、生臭さを引き立ててしまってました。
もし、お正月にスパークリングワインで乾杯するときは、数の子に気をつけてください。
ちなみに魚介類とワインを組み合わせるときは、オリーブオイルやレモン汁を魚介類につけることで、ある程度、生臭さを回避することもできます。
カキにレモンとか、アヒージョとかがいい例ですね。
まぁ、確実に回避するなら日本酒を選択するほうが一番無難ですw
【補足③】スパークリングワインをカッコよく開けるコツ
スパークリングワインには、コルクを開ける独特の儀式があります。
この抜栓儀式、カッコよく開けるやり遂げるコツがあるので伝授しますね。
まず、金具を取って、タオルでコルク栓を覆う
そして、しっかりタオルの上からコルク栓をしっかり握って固定し、ボトルの底をもう片方の手で持って回す
そう、コルク栓を回すのではなく、ボトル側を回すんです。
驚くほど開けやすく、しかもスマートにこなしているように見えるので、見た目もカッコ良き。
タオルを使用するのは、仮に泡が吹きこぼれたとき用です。(たまにある)
ぜひ、チャレンジしてください。
間違っても、瓶をめっちゃ振って、親指をを当ててポーン!って開けないように。
あたり一面、ビチャビチャになってガチで怒られます。
【おすすめのワイン選び③】白ならドイツ産かニュージーランド産を探せ!
初心者泣かせでもあり、初心者向けなのが白ワイン。
なんといっても、赤ワインのような渋さがないので飲みやすい!んだけど、酸味が苦手という人も多いんですよね。
下の奥がキュッてなる、あの感じ。
個人的には好きですw
さて、まずはなぜドイツ産がおすすめなのかというと、女性でも飲みやすい甘口が有名だから。
マドンナ リープフラウミルヒ
ツェラー・シュバルツ・カッツ
このあたりなら、スーパーにも置いてある有名どころです。
あと、ブドウ品種でいえばドイツ産白ワインといえばこれ!みたいな「リースリング」を使用したものを探すのもあり。
ちなみにドイツ産白ワインの辛口がもしあれば、一度試してほしいなと思います。(うちの近所のスーパーには置いてないんですよね…)
また、ニュージーランド産の白ワインには「ソーヴィニョン・ブラン」というブドウ品種を使用したものがあるのですが、これがまた美味い!
微妙に青臭い感じもありますが、不思議と飲みやすく、ワイン初心者の女性にウケがいいという謎データも。
慣れてくると、口の中で柑橘系の香りが隠れているのを見つけることができます。
個人的には、超有名なシャルドネよりも好んで飲んでるブドウ品種です。(うちの奥さんも好きな品種)
【おまけ】ワインを美味しく飲みたいなら温度にこだわれ!
ちょっとだけ、おせっかいでワインを美味しく飲むコツなんぞを提供してみようかと思い、急遽追記しました。
というのも、ワインが美味しく感じられない残念な飲み方をしてる人は、たいがい飲み頃温度を知らなすぎるんですよね。
たとえば「赤は常温で」というのはヨーロッパの話。
湿度の高いジメジメした日本で赤ワインを常温で飲むとモヤッとした味になります。
かといって、適正温度をネットで調べても、温度を測るのなんて面倒じゃないですか。
そこで、ざっくりですが各ワインの飲み頃を僕の体感ですが、メモしておきますので参考にしてみてください。
◎赤ワイン
冷蔵庫でキンキンに冷えている場合、室温で10~15分放置してください。
これだけでOK。
もちろん、夏は5分くらいでもいいくらいですが、そこは飲みながら確認してみてくださいね。
目安はキンキンに冷えてる状態から、突然香りが立つ瞬間があります。
グラスの赤ワインが「なんか、ワインの香りが強くなった(華やかになった)」と思ったら飲んでみて!たぶんバッチリだから。
赤ワインはキンキンに冷えてると、渋みも酸味も際立っちゃって、フルーティーさとか香りがスンッて感じで閉じこもっちゃってます。
少し、温度を上げるだけでいきなり解放されるので、そこが狙い目。
ちなみに温度が上がりすぎるとモサッとしたぼやけた味になります。
◎白ワイン
白ワインには冷えてるほうが美味しいものが多いです。
しかし、これまたキンキンに冷えてると、肝心の香りが閉じこもっちゃうのでもったいない!
白ワインは5分程度室温に置いておけば十分かと。
少し温度が上がるだけで、白ワイン特有の柑橘っぽいアロマな香りがして、めっちゃ落ち着きます。
酸味も少しだけ和らぐので、5分おきくらいに試してみると面白いですよ。
◎スパークリングワイン
スパークリングワインは、もうガンガンに冷やしてください!
キリっと冷えてるほうが、風味の輪郭がはっきりしますし、なにより美味い!
ぬるい炭酸飲料って美味しいイメージないでしょ?
それといっしょです。
ひとまず、速攻で使えるネタだけ詰め込んでおきました。
お役に立てるものがあれば幸いです。
気が向いたら、余ったワインの使い道とか追加するかも。
ほな、またね~。
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