「バタイユ」湯浅博雄

自然的所与のままの人間がどのようにしてそんな直接性から抜け出し、自らを人間性として形成していくのか、人間化しつつある人間はどういう〈死の経験)をするのか、死を意識することと自己の意識の成立はどんな関係にあるのか、
その〈自己意識)の能力としての人間、「切り離す」という能力、否定する能力、間接性の次元に関わる能力となった主体は、自然的与件を対象化 し、働きかけ、自分に有用なものへと作り変え、領有化することで、どんな世界を創造していくのか、等を考察していく。


・・・再び私へと結びつけられるという暗黙の期待が忘却されてしまう次元においてのみである。


純粋な贈与、消尽という〈不可能なこと〉へ近づくことができるか否かは、通常の意味でのエコノミーのうちに人間を閉じ込めている〈知〉を根底から批判し、 変えうるか否かに連動している。

わ〜い!😄