「ムンク伝」スー・プリドー 

世界中の紛争が個々の人間の心の中に見出されるのであれば、神が存在するか否かはさほど重要な問題ではない。あらゆる実在する世界に現われるすべての現象の陰には、目には永遠に映ることのない原型にも似た「観念」が在るとする「ツァラトストラかく語りき』は、魂の絵画を描くのに自分の外側に目を向ける必要はないことを教えてくれた。ムンクは「個々の絵は個別性を達成しようと努める独立した存在(個々の絵を個人の芸術的才能の集合的な表現とする考えとは正反対)だと思う」と記す。

わ〜い!😄