見出し画像

書物の帝国(購書日記2020.11.30)

11月もあっという間に過ぎてしまった…。職場にて購入。

購入
・H・コリンズ&T・ピンチ『解放されたゴーレム』(ちくま学芸文庫)
・坂口恭平『現実脱出論 増補版』(ちくま文庫)
・奥武則『感染症と民衆』(平凡社新書)
・小口彦太『中国法』(集英社新書)
・赤坂真理『愛と性と存在のはなし』(NHK出版新書)
・マシュー・O・ジャクソン『ヒューマン・ネットワーク』(早川書房)
・ポール・A・オフィット『禍の科学』(ナショナルジオグラフィック)
・待鳥聡史『政党システムと政党組織』(東京大学出版会)
・服部哲也『微分積分 第3版』(学術図書出版)
・服部哲弥『確率変数の収束と大数の完全法則』(共立出版)
・宮坂昌之『新型コロナ7つの謎』(講談社ブルーバックス)
・森下直貴・佐野誠編『新版「生きるに値しない命」とは誰のことか』(中公選書)
・横江公美『隠れトランプのアメリカ』(扶桑社)

帰り際に買った本
・ヴィルジニー・デパント『キングコング・セオリー』(柏書房)
・鶴見太郎『イスラエルの起源』(講談社選書メチエ)
・エドモンド・ハミルトン『スター・キング』(創元SF文庫)
・アンナ・バーンズ『ミルクマン』(河出書房新社)

注文していた雑誌
・野生のSF<SCI-FIRE 2019>

読了
宮田裕章『共鳴する未来』(河出新書)

石油のような消費財とは異なる、データをどう取り扱うかを考えた本。データから様々なことを予見し、防止するというのがある種PKDの『マイノリティ・レポート』の世界。データをどこまで個人の権利として取り扱うのか、いくつかの観点から見ているので、考える際にはとても役にたった。データが買い手独占(モノプソニー)になっているというのは、我々はGmailなどのサービスの対価として、GAFAに様々なデータを提供しているということを念頭に入れておくだけで、結構認識は変わりそうではある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?