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子どもの頃の夢

子どもの頃、確か小学校6年生まで
将来の夢はなんですか?と聞かれたら
ケーキ屋さんになりたいと答えていた

多分ケーキ屋さんになれば
毎日誕生日ケーキを食べられると
思ったのだろう

パティシエという言葉も
使われ始めた頃だったからカッコいい職業だと思ったのかもしれない

僕は中学生になると夢がなくなった
こんな田舎の中学校から何かを成し遂げる人が出てくるとは思えなかった

しかし三年生の時その後東京大学医学部へ現役合格する古川君と出会って勉強のモチベーションが出てきて

学級文庫で戯作三昧が置いてあるのを
見つけて芥川龍之介の本を初めて読んだことをきっかけに小説家を目指そう

と思うようになった
それから13年間小説家になろうと
書いては挫折し書いては挫折しを

繰り返してきた
結局何も完成せず
無為に過ごした日々だった

けれど僕はまだ諦めていない
小説を書いて世の中に発表したい
世界が震撼するような作品を書きたい

子どもの頃の夢を実現することで
将来の子ども達の希望になると
本気で思っている

僕は自分自身にとっても
夢を叶えることで自信になると
思っている

大学生の頃小説家の平野啓一郎さんと
学校のコンビニエンスストアの前で
2度鉢合わせた

そのことを最近になってよく思い出す
小説家になって平野啓一郎さんに
直接この話をしたいとも思う

僕は今年に入って小説を書いていない
サボっているわけではない
人生が忙しくなってきたことと
書くテーマが決まらないことが
大きな原因だ

こういうことは初めての経験だ
アイデアはスラスラ浮かんできていた
僕は今何がしたいのか立ち止まってる

若干弱気になっていて
僕がスポットライトを浴びることはないのではないかと思ってしまっている

まだ何も書けないけれど
今は自分と向き合って書けそうな時に
書こうと思う

小説家になるまでの過程がこんなにきついとは思わなかった趣味ではなく
仕事にするとはこういうことかと知る

noteは毎月更新しています。東京を歩くたびに僕の世界はアップデートされています。その日本一の都市で日々起こる日々の現象を描いていきます。お気に入りの記事があったらいいねコメントしてください。