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新しい世界の見える丘の上

28歳になっても見える景色はあの頃のままで高みを目指そうとすればするほど突き落とされて自分がわからなくなって壊れそうになるけど何とか踏みとどまっていて僕が生まれてから世界は変わったと人々は言うけれど僕自身にとっては幼少期の自分と何も変わってなくてただ夢だけ追いかけて届かなくなるまで書き続けたそれがペンであろうとキーボードであろうとタッチパネルであろうと変わらないテレビやモニター上の画面だけが僕の友達で現実の友達もその中にいて実際に会っても画面越しに喋っているような気がして戸惑いながらもなんとか場をやり過ごす毎日その中で得たものは芸能事務所という切符で片道券だけで帰りの切符はなくて仕事も来ずただ無為に二年間を過ごした僕は変わっただろうか見た目でなく心理的な意味で原宿のアインズトルペからダッシュで帰ってきてガストでゴネたあの日僕はすっかり違う次元に到達してしまった前出しと呼ばれる作業ができなくて腕を掴まれて逃げた原宿駅から地元まで辛かったほんとに辛かった勉強もできなくなって一年間大学を休んだ僕は苦しかった僕の住む世界は音も色もなかった僕はこの大学から離れなければいけないと思いながらも三年間通い続けたそして自主退学した次に選んだのは能だった伝統芸能右も左も分からない中で何かをつかんだそしてユニクロ3ヶ月でドロップアウトした半年間映画を見まくった2020年僕はユニクロトーキョーで勤めた一年間で飽きたファッションはシーズン毎にクルクル回ってるだけだと知った今夢見ているのは文学の世界芥川賞がとりたい原点回帰なにもないから集中できるはず僕の声は届くかわからない僕の声は届かないかもしれない表現者として僕の表現を届けたいもうすぐ30歳になるのが信じられない27歳で死ぬと思っていた石川啄木みたいになりたかった一握の砂のような文章が書きたい彼は詩人だが僕は小説家として使命を果たしたいこの句読点のない文章は読みにくいでしょうでも僕はこうやって書き表すことが未来の僕のためになると思うのです来週髪の毛を切る4ヶ月以上切らなかったのは人生で初めてだショートボブにしようと思う160人ほどの人々が僕を常に見てくれているありがたいことだフォロワー数の増加は望まない望むのは言葉が届くこと美しい表現ではないかもしれないけど文章で人を感動させる芸術を書きたい一生涯筆を折ることはない書き続ける媒体と体力がある限り貫き通す

2023年2月8日

木下雄飛

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